めるるによると、当時はまだバラエティに出始めの頃だったそうで、事務所から『さんま御殿』での活躍を期待されていたとのこと。そこでめるるは、共演者の泉ピン子に臆することなくトークで噛み付いていったという。ところが本番終了後、めるるの事務所から、ピン子への態度に関して怒られてしまったのだとか。これについて、明石家さんまは「『おばちゃんじゃないですかー』みたいなことやな。ピン子さんは怒ってなかったやろ?」と聞くと、めるるは「全然、怒ってなくて。テレビって難しいって思いました」と当時の心境を語った。
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だが一方で、ピン子は過去、バラエティで共演した女性タレントに大激怒し、相手を泣かせたことがあった。
それは2014年、ピン子が、アイドルグループ・アイドリング!!!時代の菊地亜美と共演した時のこと。同番組にてピン子は菊地のトークに対し、「こっちのつまんないことね!」と軽くダメ出しする一幕があった。これに菊地は「そんなこと言われたら一言も喋れなくなっちゃうんですけど!」「(番組の流れがあるため)そこは喋らせてもらえますか?」と猛反論。すると、この言葉を聞いたピン子は「あの、悪いけどただのクソ生意気なガキね! あのね、もっと先輩に言う時は愛嬌を持って言った方がいいね。テレビの中でもね」とヒートアップしていくことに。さらに「ちょっと待って……」と口を開いた菊地を遮り、「いいっ! あとどのくらいでいなくなるか、楽しみにしてるから!」と言い放ったのだ。当時、菊地はまだ若かったためか、ピン子の迫力に圧倒され、収録中に涙を流す事態となった。
そんなピン子は、2020年に出演したバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)での激怒シーンも話題に。その日は、喧嘩を止めた相手に切れ味のある毒舌を浴びせるネタでお馴染みのお笑いコンビ・鬼越トマホークと共演。その喧嘩芸の際、坂井良多はピン子に対し、「うるせぇな! お前国民全員から性格悪いと思われてるぞ!」と発言。すると、この時もピン子は「こいつらに10円の金も貰ってねぇのに、お前らに言われたかねぇよ! お前らみたいなのをいつ消えるか楽しみに生きてるよ!」と激怒し、スタジオを騒然とさせた。
このように過去、ピン子は幾度となく収録中に声を荒らげてきたため、めるるの事務所も、あまり刺激しない方が得策だと考えていたのかもしれない。