事件が発生したのは6月29日早朝。松江市内の神社で72歳無職の男が境内に侵入すると、さい銭箱を持ち上げて引っくり返した。警察は「神社のさい銭を盗む人間がいる」という通報を受け付近を張り込んでおり、行動を確認すると窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕した。
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警察の取り調べに対し、男は「さい銭箱を確認していただけで盗むつもりはなかった」などと容疑を否認している。男は神社とは無関係な人間であることから、余罪があるものと見て、捜査を進めていく方針だ。仮に男の主張通り「確認しているだけ」だったとしても、なぜ神社と関係のない男がさい銭箱を確認する必要があるのか。現状では、盗みを働くつもりだった可能性が極めて高いと言えるだろう。
男の行動と言い訳に、ネット上では「そもそも確認だけしたいからさい銭箱を引っくり返すなんて矛盾しかない。72歳でこんなことを言うなんて信じられない」「なんの権利があって確認をするのか。合理的な理由もなくこんな事を言うのはおかしい」「確認した結果はどうだったのか聞いてみたいものだね」と疑問が相次ぐ。
また、「こういう人間が出てくることに、日本の後進国化を感じる」「確認していただけという幼稚な言い訳が通用すると思っていることが情けない」という声が相次いでいた。