男は22日午後11時35分頃、京浜急行線の戸部~日の出町間で、乗り合わせた30歳の男性会社員に対し、顔を手で複数回殴り、軽傷を負わせた疑いが持たれている。警察の取り調べに対し、男は「殴っていない」と容疑を否認しているとのこと。今後、真相が明らかになるものと思われるが、実際に被害を受けた人物がいることや目撃者の存在などを考えると、暴行の事実は揺るがないものとみられる。
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なぜ暴行に至ったのか。警察によると、男はドア付近の床に体育座りで乗っていたそうで、乗車した男性が「邪魔だな」と声をかけたことに激昂し、殴りかかったとのこと。車内の床に座ることは、明らかなマナー違反である。
この事件に、ネット上では「ドア付近で座っていることがあり得ない。そもそもドア付近に人が立っていることでも迷惑。物理的に座れないようにするしかないと思う」「日本人はマナーを守ると言うのは昔の話。外国人も入っているし、性善説はもはや通用しない」「駅や電車内で床に座ったり、ゴミを散らかす姿をよく目にする。治安が悪化している」と憤りの声が上がる。
また、「鉄道会社が何らかの対策をするしかない」「親や学校が子どもを甘やかし、基本的な社会のルールを教えていない。だからこういう事が起こる」「アナウンスで床に座らないように促す、あるいは車掌が巡回するような対策が必要」などの指摘も出ていた。