同作は1986年に公開されたスカイアクション「トップガン」の続編。トム演じる主人公がエリートパイロットチーム・トップガンに教官としてカムバックし、極秘ミッションに挑むさまが描かれる。
「もともと、2020年に公開予定がコロナの影響で延期になったこともあり、日本中のトムのファンが公開を待ちわびていた。前作を見たファンの中ではリピーターが続出。まだまだ、興収は伸び続けるだろう」(映画業界関係者)
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86年の前作公開当時、日本では劇中でのトムのファッションや乗車していたバイクがブームになるなど、社会現象を巻き起こすほどだったが、そのブームに便乗すべく、あの大物俳優が〝日本版・トップガン〟に挑んでいたのはあまり知られていない話だ。
「駆け出しだった織田裕二が主演して1990年に公開されたのが『BEST GUY』。航空自衛隊の全面協力を得て、パイロットに与えられる最高の栄誉とされるBEST GUYの座を懸けて特別強化訓練に臨むF-15Jイーグルのパイロットたちの姿を描いた。自衛隊の実機による実際の飛行撮影が行われたが、実機の迫力と特撮場面とのギャップが大き過ぎるなど評価が低く、興行収入は惨敗。結局、織田はトムのようにはなれなかった」(芸能記者)
おそらく、今後も織田の口から語られることはなさそうな同作。
とはいえ、トムは「トップガン」以後、「ミッション:インポッシブル」シリーズが代表作となり、来年、最新作が公開される。
一方、織田は、ドラマ・劇場版ともにヒットした「踊る大捜査線」シリーズが代表作となったが、新シリーズ制作の動きはなし。トムにならって、代表作のシリーズを続けてほしいものだ。