第28回は、神奈川・鶴見の沖縄県人会会長に東京・銀座のレストラン「アッラ・フォンターナ」を紹介された暢子(黒島結菜)。オーナーの大城房子(原田美枝子)は就職希望の暢子に対し、テストを行い――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第28回では、暢子の傍若無人っぷりに視聴者から呆れ声が集まっている。
レストランで行われたテストでは、まずオリーブオイルを使ったサラダを作ることに。結果は大城曰く、「オリーブオイルの個性を生かした味付けができている」という理由で合格。その後、第2テストとして「得意料理」を作るよう指示された暢子は、イタリア料理を作らなければいけないと勘違いし、ナポリタンを作って不合格となった。
大城は暢子を帰そうとしたが、そこで助け船を出したのが料理長の二ツ橋(髙嶋政伸)。大城に「もう一度、普段作り慣れているものでテストしましょう」と提案してくれ、暢子は再チャンスを得ることができた――という展開だった。
「あまりにも都合のいい展開となりましたが、こうしたヒロインに有利な展開はある意味“朝ドラあるある”。視聴者が本当に問題視していたのは暢子の態度でした。大城にも二ツ橋にもほとんど敬語を使わず、厨房で大きな声で話したり、調理中も髪は結ばず。店のテストに落ちたら後がないはずが、始終大城に馴れ馴れしい態度を取っていました。
この態度に不快感を覚えた視聴者も少なくないようで、ネット上からは『沖縄の人の無邪気さをはき違えてる』『イライラしかしない』『狼に育てられた少女なのかな?ってくらい常識が無い』『沖縄の人てやっぱこんな感じかって思われちゃうの嫌』『この作品は沖縄を馬鹿にしてるのかね?』といった声が集まっていました」(ドラマライター)
また、『あさイチ』(NHK総合)恒例の“朝ドラ受け”では、MCの博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーがお互いの顔を見合わせ、一瞬無言で苦笑。鈴木アナは「……(テストで)おそば作れますかね」と苦笑いしながら、なんとか言葉を絞り出した印象となっていた。
トンデモ展開とヒロインの言動で、『ちむどんどん』の評判はますます悪くなりそうだ。