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阪神・矢野監督の試合後コメントに「責める相手が違う」と指摘 敗戦投手に苦言も、本当の“戦犯”と問題視される選手は

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矢野燿大監督

 11日に行われ、阪神が「2-3」で敗れた広島戦。3番手で登板した阪神のプロ5年目・30歳の渡辺雄大に対する矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 「2-1」と阪神1点リードの6回表に登板した渡辺は、開幕からここまで11試合連続無失点と好調。しかし、この日は1死一塁から小園海斗にタイムリー三塁打を浴び今季初失点を喫すると、1死三塁となった後に末包昇大に犠飛を浴びさらに失点。この2失点で逆転を許した阪神はそのまま試合に敗れた。

 敗戦を招いた渡辺について、矢野監督は試合後に応じた取材の中で「あそこ(小園)も追い込んで、あの1球というのはすごくもったいない」とコメント。渡辺はカウント「0-2」から投じた3球目のスライダーが真ん中に入り小園に痛打されたが、このスライダーが致命傷になったと苦言を呈したという。

 >>阪神、マルテの一軍復帰で守備が崩壊? 打線強化以上のデメリットに懸念も矢野監督はノーコメントか<<

 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「確かに小園に打たれた球は完全な失投だった」、「外角に構えてた捕手も驚いたのか慌ててミット動かしてたからなあ」、「カウント有利からのあの投げミスは擁護できない、攻め急ぐくらいなら1球外した方がマシだった」と同調の声が寄せられた。

 一方、「矢野監督が怒らなきゃいけないのは渡辺じゃなく糸原では?」、「責める相手が違う、悪いのは直前にやらかした糸原の方だ」、「糸原がチンタラ守備してなければ渡辺は無失点で終われたのに」と、同僚・糸原健斗の方が責任は重いと指摘するコメントも多数みられた。

 「6回表の渡辺は先頭・マクブルームに中安を許したものの、続く坂倉将吾に併殺性の二ゴロを打たせました。ところが、二塁手・糸原は打球をジャックルしたのか送球にもたつき、結果1死一塁と併殺は取れず。この後、渡辺は小園に同点三塁打、末包に逆転犠飛を浴び“戦犯”となってしまったわけですが、併殺が取れていれば小園の三塁打に打点はつかず、末包の犠飛は3アウト目で犠飛にはならず攻撃終了となっていました。このこともあり、試合後に渡辺に苦言を呈した矢野監督に対し、そもそもの元凶は緩慢守備で足を引っ張った糸原ではないかという指摘が集まっているようです(野球ライター)

 試合後の報道では、糸原に対し何かコメントしたとは特に伝えられていない矢野監督。ファンが問題視する緩慢守備については、特に言及するほどのプレーではないと考えたのだろうか。

文 / 柴田雅人

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