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阪神・佐藤、ピンチを招いた守備ミスに「目測誤るのも仕方ない」擁護も? 試合終盤の“バンザイ後逸”が物議

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 27日に行われた阪神対中日戦。「3-1」で阪神が勝利したこの試合で、阪神のプロ2年目・23歳の佐藤輝明が見せたプレーがネット上で物議を醸している。

 問題となっているのは、「3-1」と阪神2点リードの8回表2死での佐藤の守備。この場面で打席に入っていた中日・阿部寿樹が、阪神3番手・湯浅京己がカウント「1-1」から投じた外角ストレートを強振。打球は右翼フェンス手前まで伸びるフライとなったが、右翼を守っていた佐藤は後方に背走し余裕を持って落下地点に入ったと思われた。

 ところが、佐藤は目測を誤っていたのか、落ちてきた打球を見て慌てたようにジャンプしながら、グラブを着けた左手を大きく上げる。しかし、打球は佐藤が上げたグラブの先をかすめ、そのままワンバウンドで外野フェンスに直撃。この間に阿部が二塁まで進塁したことで2死二塁となったが、湯浅が後続の木下拓哉を三ゴロに抑えたため事なきを得た。

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 一発出れば同点のピンチを招いた佐藤の拙守を受け、ネット上には「おいおい、今の打球捕れないのかよ」、「追いついてるのにも関わらず捕球できないのはタチが悪い、緩慢守備と言われても文句は言えない」、「そこまで強い当たりでもなかったのに、バンザイプレーで後逸するのはお粗末すぎる」と批判が相次いだ。

 しかし、佐藤に対するファンの反応は批判一色というわけではなく、一部からは擁護の声も挙がっている。

 「試合が行われた甲子園は右翼から左翼方向へ吹く風、いわゆる“浜風”で有名な球場。ただ、27日は左翼から右翼方向へかなりの寒さを感じるほどの強風が吹いていたと、現地観戦していた複数のファンがTwitterなどに投稿しています。このことを踏まえると、佐藤の拙守は風が普段とは逆方向に吹いていたことが最大の原因で、風向きが普段通りなら打球を捕球できていた可能性も考えられます。なお1回表2死一、二塁の場面で、佐藤の前に右翼を守っていた同僚・高山俊が阿部の打球をグラブに当てながら捕りきれずというミスを犯してもいます」(野球ライター)

 佐藤を擁護するファンの間でも悪いのは風だと考えられているようで、ネット上には「今日は風強いらしいし、今のミスを責めるのはちょっと酷では」、「いつもとは逆方向に風吹いてたんなら目測誤るのも仕方ないだろ」、「佐藤じゃなくて風が問題じゃないかな、試合序盤に高山もミスってたし」といったコメントが多数見られた。

 なお、1回表の高山、8回表の佐藤、ともに失策は記録されていない。選手のプレー内容を判断する公式記録員も、両名のミスは風によるものが大きいとみたようだ。

文 / 柴田雅人

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