この調査は、4月22日からSky MaxとストリーミングサービスNOWで配信される超自然犯罪スリラードラマ「The Rising」の開始を記念して実施されたもの。イギリスの成人2000人を対象に行われたもので、全体の39%が、他の人の体験談を聞いて、超常現象を信じていると答えた。
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実際、「死後の世界を信じている」人のうち62%が「霊の存在を実感したことがある」と回答。幽霊を信じる人のうちほぼ半数(46%)が「亡くなった親族から個人的に連絡を受けたことがある」と考えており、また42%が「亡くなった人は今でもあの世からコンタクトを取ることができる」と考えていることが明らかになった。
さらにそのうちのほぼ3分の2(63%)が、「実際にもうこの世にいない誰かから信号やサインを受け取ったことがある」という体験を持っていたという。
また、全体の4分の1(25%)が「人生のある時点で、スピリチュアルなサインが正しい選択をするために役立ったと感じたことがある」ことも明らかになった。例えば就職やプロポーズ、病気やけがからの回復など、亡くなった大切な人に導かれていると感じたことがある人もいるとのこと。
そんなイギリスの人々が考える「死者からのサイン」の主なものは「部屋に気配を感じる(27%)」「ペットが奇妙な行動をする(23%)」「特定の香りをかいだが原因が分からない(22%)」「誰もいないのに誰かに触られた感じがする(21%)」「鳥や羽などのスピリチュアルなシンボルが見える(21%)」だったという。
前述の「The Rising」で主人公のNeve Kelly役を演じる女優のClara Rugaardは、今回の結果を受けて次のように語っている。
「この番組の制作を始めた当初は、自分がホログラムの『ゴースト』を演じるとは想像もしていませんでした。霊を演じることで、生と死について新しい視点を得ることができました。イギリス中の多くの人々が死後の世界も信じていることが分かり、本当に興味深かったです」
山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中
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