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『笑点』の円楽代演、売れっ子からはNG? キャスティング事情と評判

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三遊亭円楽

 放送開始57年目を迎える日本テレビ系のバラエティ番組『笑点』に、ある変化が訪れようとしている。

 2022年1月、番組レギュラーの三遊亭円楽が脳梗塞のため入院した。円楽の病状は発見が早く、治療も無事に終わり元気ではあるが、高座および番組へ復帰するためにはリハビリが必要であり、「2022年の夏頃まで」活動を休止。現在、『笑点』は休業中の円楽の代役として、週替わりでゲスト落語家が担当している。

 >>林家三平だけじゃない、『笑点』降板した芸人はその後波乱万丈?<<

 『笑点』はこれまでも、レギュラーが怪我や病気で療養する際は、ピンポイントでゲスト落語家が呼ばれるケースがあったが、1月から夏までという長期間は例はなく、『笑点』スタッフも「円楽の代役探し」には様々なアプローチをしているようだ。

 当初は、春風亭小朝や笑福亭鶴光といった全国で顔と名前の知られている売れっ子の落語家が登場していたが、最近では月亭八方、桂米團治、桂南光といった東京ではあまり馴染みのない上方落語界のベテラン勢が次々に登場。特に南光は4月17日、24日と2週に渡り円楽の代役を務めるなど、上方勢の活躍が目立っている。

 現在、『笑点』には上方落語出身のメンバーはおらず、今後の活躍次第では将来的に「新メンバー」として抜擢される可能性もありそうだ。

 また、関東の落語家にオファーをかけるにしても、誰もが知っている売れっ子となれば、「スケジュール問題」も念頭に入れなければならない。

 例えば、『突撃!隣の晩ごはん』(同)などで知名度が高いヨネスケ(桂米助)は3月6日公開の自身のYoutubeチャンネルにて、「スケジュール問題で笑点の代役オファーを一度断った」という内容の動画を配信していた。その後5月1日に出演したが、このように売れっ子の落語家となると、スケジュール問題にぶち当たる事も少なくないようだ。

 そうなると、自ずと代役の候補は絞れて来てしまうため、「夏までほぼ毎週代役を探し続ける」というのは、かなり難しい話のようである。

 現在、『笑点』は林家三平が早期で降板し、芸歴14年の桂宮治が新メンバーに抜擢されるなど大きな変化が訪れており、ネットでは「変わらないと思っていた笑点も大きく変わった」「だいぶリニューアルされた」「今は転換期なのでは?」といった声が相次いでいる。

 円楽が復帰する夏まで、『笑点』の激動期はしばらく続くようだ。

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