長年コメンテーターを務め、賛否両論あったが、注目度の高かった張本氏の後を受けた上原氏のここまでの評価はどうなっているのだろうか。
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張本氏は最近こそ「喝」を入れるシーンが減っていたものの、筋の通っていない事象やボーンヘッドのようなプレーには「喝」を入れており、それが番組の見どころにもなっていた。
上原氏の場合は、スポーツ選手への「喝」はほとんど入れず、苦言程度にとどめている。ちなみに同氏が喝を入れたのは、「上野さん」と名前を間違えた関口宏と、北京オリンピックの女子フィギュアスケートで組織的ドーピングが噂されたロシアくらいである。
また、ロシアがウクライナに侵攻した際には、2週にわたり世界情勢を理由に「喝」と「あっぱれ」を見送っている。様々な意見があったが、社会情勢やネットの声を見極めていく上原氏の姿勢には賛同の声が多いようであった。
ただし、『サンデーモーニング』はその放送内容に不快感を持つ人も多いだけに、批判や揚げ足取りなどもネット上に散見される。上原氏は2月、ロッテ・佐々木朗希投手へのコメントを批判され、Twitterでヤフーコメントのスクリーンショットを貼り付け、怒りの投稿をしたことも。
また、張本氏が良くも悪くも毎週刺激的な発言をしていたことから、無難なコメントの多い上原氏について「物足りない」「刺激的な発言をしてほしい」という指摘もあり、張本ロスを訴える人もいる。
しかし、メジャーリーグ経験を活かした評論や、褒めて伸ばす目線からの評論は「上原さんの方が安心して見ていられる」「刺激はないけれど、的確でいい」「朝から人を叩くシーンは見たくない。上原さんの方がいい」と概ね高評価を得ているようだ。