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DeNA、奮闘中のチームに激震! コロナクラスター発生で主力が大量離脱、復帰待たれた主砲も手術決断

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横浜スタジアム

 4月6日、甲子園で行われたタイガース戦。延長12回、4時間36分の死闘を制し、歓喜に沸いたベイスターズに待っていたのは、思いもよらぬ事態だった。

 翌日横須賀で行われる予定だったファームのゲームが「新型コロナウイルスの影響によるチーム編成が困難なため」との理由で急きょ中止になり、一時期はファームでのコロナ感染拡大が心配されていた。

 しかし15時に球団から齋藤隆チーフ投手コーチ、戸柱恭孝、牧秀悟、倉本寿彦、山下幸輝、チームスタッフの陽性判定と石田健大、大田泰示、桑原将志、神里和毅に濃厚接触の疑いがあると発表。16時20分には8日のゲームの中止が決定し、20時には濱口遥大、神里和毅、チームスタッフ2人の陽性が確定した。

 この時点では8日から横浜スタジアムで行われるドラゴンズ戦は開催に向けて、スケジュールの発表もされていたが、感染拡大防止の観点から一般社団法人日本野球機構(NPB)、新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家(地域アドバイザー)と協議の結果、14時50分に3連戦の中止の判断が下された。

 三原一晃球団代表によると、試合がない状況下での練習も「感染拡大防止の観点から、一度チームとしての活動を一旦止める」方針のもと、9日からは横浜スタジアムで二班で分散練習を行うなどの対策を明らかにしたが、同日17時半には砂田毅樹、楠本泰史、チームスタッフ2人が新たに陽性と判定された発表。さらに10日の10時には山崎康晃が、18時には桑原将志の感染が明らかになり、感染拡大に歯止めがかからない状況となっている。

 悪いニュースは続くもので、開幕前に右肘の故障により戦線離脱している主砲のタイラー・オースティンが手術を決断。母国アメリカでのオペレーションのため、10日に帰国した。

 チームはオースティン&ネフタリ・ソト、エース格の今永昇太を欠く状況ながら、ここまで5割と奮闘を続けていた。しかし未曾有の事態発生で、飛車角金銀落ちの戦いを強いられることとなってしまったベイスターズ。今はただ、感染者の完治と後遺症なく戦線に戻ってきてくれることを祈るばかりである。

取材・文・写真  /  萩原孝弘

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