「渡部は高校中退後に俳優を志し、主演作はあったものの日の目を浴びるほどではありませんでした。そんな渡部の“転機”となったのが1993年、当時27歳のタレント・RIKACOとの結婚で一躍、有名に。当時25歳の渡部は、年上かつ1億円もの稼ぎがあるといわれていたRIKACOを妻にしたことから“格差婚”とはやし立てられ、マスコミの注目の的となったのです」(芸能ライター)
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しかし、夫妻は2005年に離婚。原因は言わずと知れた女優・中谷美紀との“略奪不倫”
といわれている。
「中谷とは、1999年のドラマ『ケイゾク』(TBS系)、2000年のドラマ『永遠の仔』(日本テレビ系)での連続共演がきっかけで2000年あたりから交際が始まったといわれ、いわば“不倫関係”にあったと各メディアで報じられました。2004年の一時期、2人は関係を絶っていたといいますが、その後に復活愛を遂げ、周囲の目を気にしながらも、渡部の離婚した年の2005年から同棲を始めたとしています。2人はドラマの共演から10年以上の月日を重ねていたことから、当時は“ケイゾク愛”とも呼ばれていました」(前出・同)
2015年2月、渡部と中谷は顔も隠さずに腕を組み、堂々と東京・西麻布を歩く姿が『FRIDAY』(講談社)に掲載され、交際をオープンにしたことから、2人の結婚は間近とささやかれていた。
しかし、翌2016年6月、渡部の結婚報道に大きな衝撃が走った。その伴侶は足掛け15年にも及んだ中谷ではなく、東京・銀座のクラブに勤めていた元ホステスであった。一部報道では、妻とは以前からの知り合いで、2015年秋頃に交際に発展し、その一方で中谷とは同年8月に破局していたとしている。
一体、2人の間に何があったのだろうか。
「事実婚状態を続けてきた中谷は、結婚を意識していたといいます。ですが、結婚にちゅうちょしていた渡部に愛想を尽かし、その結果、破局したという見方が強まりました。渡部は中谷との破局後の2016年2月に妻との再婚報道が流れましたが、翌3月に『週刊文春』(文藝春秋)では、渡部が過去に別の銀座のクラブママと交際し、そのママから1000万円の借金をしていたことが報じられました。要するに、渡部は中谷との交際中に銀座のママと二股&借金をして、中谷との破局後に妻と交際を開始したという“ゲス”っぷりが発覚したのです」(芸能関係者)
その一方で、2016年3月の一部ニュースサイトによると、破局は渡部が抱える介護問題も要因とし、仕事へのこだわりが強い中谷に介護を頼むわけにいかないという事情が背景にあったようだ。また、同年11月発売の『女性セブン』(小学館)でも、やはり渡部の母の介護をきっかけに2人は同棲を解消し、破局に至ったと報じられていた。
2017年10月、『女性自身』(光文社)は、渡部の妻の第2子妊娠を報じた。これが事実ならば渡部はRIKACOとの2男を含め“4児”の父となる。かたや中谷は2018年11月、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍するドイツ人のフェヒナー氏と結婚。現在は、オーストリアと日本を行き来する生活を送っている。
“不倫略奪愛”は成就しなかった2人だが、世間からは好感度の高いカップルでもあった。しかし今後、名俳優同士の共演が期待できないのは残念である。