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「端きりジャック」大阪杯 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 モーリス産駒期待の星、ジャックドールは5連勝中という事だけではなく、そのうち4戦が端をきっての勝利です。こんな馬はそうそういませんので相当なポテンシャルを持っていると思いますが、今回は斤量が初めての57kgで、エフフォーリア、ヒシイグアスなど更に上の実績を持っている馬との戦いですから、初めてのGIでもあるし、天気も悪そうですから期待より不安が大きいかもしれません。それにしても前走も強い勝ち方でしたから、端きりジャックと言いたくなります。

 もしエフフォーリアに勝ったりすれば、隙のない馬となります。何しろ道中も先頭のままゴールするのですから前を塞がれる事もないし、ペースも作りやすく、アクシデントも避け易いのですから完璧です。今回は斤量が57kgで道悪となりそうですが、スローペースになればそのままとなる期待感も大きいと思います。

 しかし、このレースには前走の京都記念稍重で端をきって勝ったアフリカンゴールドが立ち塞がります。京都記念ではありましたがコースは阪神で、更に前走より距離が縮まりますから、前走より斤量が1kg重くなりますが道悪でペースが落ちますので、力まなければ重くなった斤量が軽減されるかもしれません。この馬がキーポイントになるなら、3走前の馬場不良で2着になったレッドジェネシスもあるかもしれません。この時はスローペースだったので、アフリカンゴールドが先頭なら更にスローペースになると思います。

 昨年もこのレースは雨の重馬場でしたが、今年も雨予報になっていますので参考にすると、端をきった馬が勝ちました。斤量は55kgの牝馬のレイパパレで今年も出走してきました。前走の金鯱賞では同じ斤量でジャックドールに0.4秒差で負けましたが、今回はジャックドールに対して2kg軽くなるので差は詰まる筈ですが、ペースが遅くなると斤量が効かないかもしれませんが、エフフォーリア、ジャックドールの一騎打ちと見せかけて、ヒシイグアスが突っ込んで来る気もします。馬券は重馬場も想定して組み立てます。
 
ワイドBOX 6、10、14
ワイドBOX 4、7、14
ワイドBOX 5、10、2

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