『Premium Music2022』は、総計4時間に渡り生放送された大型特番。名曲メドレーやデビュー25年のゆずの特別企画が放送され、メインとして1995年~2002年まで7年間に渡って放送された、同局の音楽バラエティ番組『THE夜もヒッパレ』の20年ぶりの復活企画が放送された。
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番組では、V6が歌う「ガッツだぜ!!」(ウルフルズ)や華原朋美&知念里奈が歌う「CAN YOU CELEBRATE?」(安室奈美恵)など貴重なお宝映像をカウントダウン方式で振り返る企画や、当時の出演者である三宅裕司の登場、King & PrinceのV6カバー曲披露など様々な企画が放送された。
20年ぶりの復活という事もあり、ネットでは「懐かしい」「当時、楽しみに見ていた」「当時の番組は豪華だったんだな」といった声が相次いでいた。
だがその一方、今回の復活企画に対して「中途半端では?」という声も少なくなかったようだ。
『THE夜もヒッパレ』はレギュラーとして、三宅裕司、中山秀征、赤坂泰彦、グッチ裕三、モト冬樹、MAX、知念里奈ら個性豊かなタレントが出演し番組を盛り上げていたが、今回の「復活企画」に登場した当時のレギュラーは、赤坂と三宅とMAXのみという非常に寂しい状態であった。
しかも、司会の一人であった中山は『Premium Music2022』の裏で放送されていた、テレビ朝日系のクイズ特番『ザ・タイムショック』に司会として出演しており、まさかの「裏被り」状態で出演が叶わない状態だったのだ。
中山の不在は視聴者の多くが違和感を覚えたようで、「裏被りなら仕方がないけど出てほしかった」「ヒデちゃんいないと『ヒッパレ』じゃないでしょ」「もう少し当時のメンバー呼べなかったのかな?」「やる意味あるのこれ?」と復活企画にしては、あまりに少なすぎるメンバーに不満の声が多数あったようだ。
なお、メンバーの集まりの悪さは出演者側も感じていたようで、赤坂も冒頭で「レギュラーメンバー何人か行方不明なのが残念ですが」と自虐ネタを織り交ぜており、不完全燃焼感は誰が見ても明らかであった。
20年ぶりに1夜限りで復活した『THE夜もヒッパレ』だが、中途半端なら無理にやる必要は無かったのではないだろうか?