太田光は、番組冒頭「ウィル・スミスに殴られた頬がまだ痛い」とボケると、相方の田中裕二から「お前も殴られる側だからそのうち」とツッコまれていた。これはネットユーザーも感じていたようで、ネット上では平手打ちをされたコメディアンは「日本で言えば太田みたいなもの」といった声があるようだ。太田はそれを目にし、「ちょっと待ってくれよと思うんだ」と気にしている様子だった。
>>三浦瑠麗氏、ウィル・スミス平手打ち事件に「妻が言われたのに夫が乗り出す」“有害な男性性”と『ドライブ・マイ・カー』絡め持論<<
さらに、太田は日本のメディアなどで大勢を占める「ウィル・スミスは良くやった」という声には違和感があるようだ。太田は「別に彼(コメディアン)を擁護するつもりでも何でもない」と前置きしながら、「奥さんは堂々とあの髪型にしてるわけじゃん。ウイッグとかじゃなくて。あえて私は病気だけど、この髪型。『ちっとも恥ずかしいと思わない』と。堂々と。格好いいわけじゃない」と話した。
太田はコメディアンは奥さんへのエールのつもりで、「堂々とした女性のイメージ」として『G.I.ジェーン』の名前を出したのではないかと背景を推察。そのため、太田は「奥さんとしては微妙な気持ちだと思うよ」と話し、「ほかの人達があれを見て『病気の人をああいう風にいうのは……』って事を言うのは果たしてどうなんだろうと思うね」と疑問を示していた。太田は「病気の人はかわいそう」「ウィル・スミスは妻を守って偉い」といった正論の声に違和感がある様子だった。
これには、ネット上で「さすが芸人大好き太田さんらしい意見」「ウィル・スミスを馬鹿みたいに擁護すんのも違うよなあ。やってることアウトだし」「本人が恥じてなければイジっていいのか? という思いはある」と様々な意見が並んだ。