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『ナニコレ珍百景』劇団ひとりの金銭感覚に「庶民感覚無さ過ぎ」の声 チョコバナナへの発言が物議

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劇団ひとり

 3月27日に放送された、テレビ朝日系のバラエティ番組『ナニコレ珍百景』にゲストとして出演した劇団ひとりの発言に、非難の声が相次いでいる。

 この日の『ナニコレ珍百景』では、前半に山形県最上郡のあるお店の外に設置されている、「無人の店」と書かれた謎の小型冷蔵庫を紹介した。

 ​>>『ナニコレ珍百景』、IKKOが真剣に訴え?「私が認定してはいけない」名倉潤が撮影した『珍百景』に反論<<​​​

 この「無人の店」は、昼夜問わず怪しい光を発し続けているという事で、気になった番組スタッフが冷蔵庫の中を覗いてみた。すると冷蔵庫の中には大量のチョコバナナが入っており、側にはチョコバナナの代金200円を入れる貯金箱が置いてあった。

 実は、この「無人の店」は冷蔵庫の持ち主であるもつ煮込み専門店の店主が設置したもの。以前はお祭りやイベントなどでチョコバナナを作り売っていたが、コロナの影響でお祭りが中止となり、「気分だけでも味わってほしい」と考えた店主が設置したものであるという。

 この地域では過疎化が進んでおり、子どもの数は少ないが好評で、毎日40本前後の売り上げがあるという。

 優しい店主の心意気に心打たれたネプチューンの原田泰造、ゲスト審査員の日向坂46の河田陽菜、丹生明里はすかさず珍百景認定ボタンを押した一方、もう一人のゲスト審査員である劇団ひとりは首を捻るばかりであり、認定ボタンは頑なに押さなかった。

 劇団ひとりが認定ボタンを押さなかった理由は、チョコバナナの値段にあるという。劇団ひとりはVTR中でチョコバナナの値段が一本200円であると紹介されると、「いい値段するなぁ」と納得していない様子で、その後も「200円ってどう?」としきりに値段にクレームを付けていた。

 スタジオではネプチューンの堀内健から「あのチョコの量を見たか?あれは経費かかってるぞ?」とフォローが出されるも、劇団ひとりは「いや、チョコバナナの原価って想像付くじゃないですか?」と、「一本200円のチョコバナナは高すぎる」という意見を崩さなかった。

 お祭りやイベントで提供されるチョコバナナの値段は地域等にもよるが、一本当たり200円~300円程度で販売されており、決してこの店が法外な値段を出している訳ではない。

 そのため、「200円のチョコバナナは高い」という劇団ひとりの発言について、ネットでは「普通に良心的な値段では?」「お祭りとか行ったことないの?」「冷蔵庫も稼働してるし経費はかなりかかってるはず」「原価とか気にしてる男はダサい」「庶民感覚無さ過ぎ」と非難の声が相次いだ。

 劇団ひとりの感覚としては「高すぎる」のかもしれないが、その見解は決して一般的ではなかったようだ。

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