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64歳女性、「9億円生前贈与をする」というメールを信じ430万円騙し取られる

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画像はイメージです

 兵庫県三木市に住む64歳無職の女性が、電子マネー430万円分を騙し取られたことが判明。その手口に驚きが広がっている。

 警察によると2月、女性の携帯電話に「生前贈与をしたい、9億円を受け取って欲しい」とメールが入ったとのこと。かなり怪しい話だが、女性はこれを信用してしまい、記載されたURLからサイトに飛び、会員登録を促され、登録する。

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 すると、「遺産を受け取る手続き料」などと称し、電子マネーカードを購入し利用番号を伝えるよう指示され、女性は実際に購入し、番号を伝える。さらに、「番号が違う」などと指摘され、3月中旬までに約430万円分の電子マネーカードを購入した。

 その後、不審な行動に気がついたコンビニエンスストアの店員が警察に通報し、事態が発覚。女性も騙されていることを認識した。現在のところ、犯人の目星などはついていない模様で、警察が捜査を進めている。

 9億円を生前贈与という話に踊らされてしまったと見られる女性に、ネット上では「被害者とは言え、こんな話に乗ってしまうのは不用意だよね」「生前贈与をしたいと言っているのに、そのために料金を取るなんて明らかにおかしい。よく考えてほしい」「9億円に目がくらんでいたのだろうか。常識的に考えて見ず知らずの人間から9億円譲られるなんてことはあり得ないよ」「そんなうまい話があるわけない」と騙された女性に苦言を呈する声が相次ぐ。

 一方で、「確かに女性も不用意だけど、騙す方が100%悪い」「コンビニエンスストアももっと早く止められなかったのか」という声も出ていた。

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