第7話は「これ以上、チカラくんといたくないの」。そう告げて実家に戻ってしまった妻の灯(上戸彩)を呆然と見送るしかなかった中越チカラ(松本潤)。我が家には何の問題もないと思っていたチカラは、なぜ灯が出ていってしまったのか、見当もつかず――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第7話では、終盤に判明した灯の家出の理由に疑問の声が集まっている。
灯は、チカラが自分の家出の理由を理解するまで絶対に帰らないと宣言し、家出。何度も間違えながらも、最終的にチカラが導き出したのは、チカラが灯の話を聞こうとしなかったという答えだった。
「灯は職場や子どもとの関係で多くの不満を抱えており、チカラが聞き始めると、灯は一晩中愚痴を言い続けたという展開でした。しかし、突然爆発して家を出て行った灯に、ネットからは『それ言えば済む話…』『察してちゃんイライラする』『愚痴聞いてって言えばいいだけじゃん』『こういう察して女ウザイ』といった困惑の声が噴出。公式サイトのあらすじによると、灯の想いは『日本中の全主婦代表』とのことですが、その方法に疑問の声が集まってしまいました」(ドラマライター)
また、家出中は子どもたちが灯を連れ戻すべく、灯の実家に行くという場面もあったが――。
「しかし、子どもたちはすぐに帰宅。チカラが事情を聞くと、息子の高太郎(大平洋介)は『僕とお姉ちゃんの顔見たくないんだって』と呟いていました。その理由について、灯は後に『このままだと 怒鳴ったり叩いたりしちゃいそうで』と言い、娘の愛理(鎌田英怜奈)が生意気になったこと、高太郎の成績の悪さが心配だということを明かしていましたが、子どもに直接『顔見たくない』という灯に、ネットからは『さすがにない』『引くわ』『ちょっとひどすぎる』というドン引きの声が集まってしまいました」(同)
あまりにひどい家出劇。灯の行動に対する共感はあまり見受けられなかった。