第10話は、久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)は元日午前3時に約束をし、お互い初めての初詣に出かける。おみくじを引き、屋台のたこ焼きを頬張って楽しむ整とライカ。そんな二人を風呂光聖子(伊藤沙莉)と池本優人(尾上松也)が見かけ――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第10話では、ライカが「妹」と話していた千夜子が実は解離性同一性障害で、ライカはその人格の一人だということが判明。千夜子の精神状態が快方に向かっていることを知ったライカは、千夜子の幸せのために消える決意をし、元旦のお出かけを最後に整に別れを告げるという展開となった。
その後、春になり、千夜子が退院することを知った風呂光は整にそれを伝え、整はすっかりライカがいなくなった千夜子をこっそりお見送り。思い出の桜の前で感傷に浸っていたが、そこに現れたのが風呂光だった。
「ライカが消えた寂しさでじっと桜を眺めていた整に、風呂光は『さみしくないですか?』と直球で質問。さらに『私が友だちになってあげます!』となぜか上から目線で提案し、自分で自分の発言に焦りながら『一人の友だちとして、刑事としてではなく、一人の友だちとして久能さんと接したいっていいますか……』とあたふた説明していました。しかし、この風呂光の言動が視聴者の癇に触れてしまったようです」(ドラマライター)
ネットからは風呂光に対し、「余韻台無し」「せっかくしんみりしていたのに」「寂しい心の隙間をすかさず埋めに来てる感じがして情緒ない」「風呂光いらない!」「一人で桜見てるだけでよかったのに」という批判の声が殺到。炎上している。
「その直前、ライカとの別れはあまりにも切ないものでした。ライカが整と出会い、『このままだと 消えたくない。ずっと ここにいたい。そう思ってしまう』と感じていたことが明かされたり、整の傷を見たライカが『整君の痛みも代わってあげられたらよかったな』というセリフがあったりなど涙必至。視聴者もその感傷に浸っていた中で、風呂光の『友だちになってあげます!』はあまりにも場違いで、総スカンを食らってしまったようです」(同)
ライカ演じた門脇はその演技力で大きく評価された一方、風呂光に集まっていたのはほぼブーイングとなってしまっていた。