1978年に「青葉城恋唄」でデビューし、この曲がヒットしたことから、長きに渡り愛されているさとうは、テレビドラマ「2年B組仙八先生」(TBS系)の主演により全国区の知名度を得た。1995年4月ミヤギテレビ「宗さんのOH!バンデス」でMCに就任し、27年目を迎える現在も「OH!バンデス」の看板MCとして活躍し、宮城県では老若男女問わず人気者だ。
また、楽天イーグルスが創設した2005年から、個人としても番組でも楽天イーグルスの話題を届け、熱く応援をしており、東日本大震災以降は、各避難所、仮設住宅を精力的に回り、歌で被災者に寄り添い元気づける活動のほか、一般社団法人みやぎびっきの会としても復興支援ソング「虹を架けよう」で支援を続け、震災から11年が経過した今も、震災を風化させず、継続的に東北の復興に尽力している。
さまざまな活動を通し、長く宮城県民に愛される『宗さん』が、東北の明るい未来、そして楽天イーグルスの勝利を願って、人生初の始球式を行うという。
さとうは「2022年の開幕戦での始球式。当日までエキサイトの日々となりそうです。野球少年だった頃、クラスのチームで、小さいながらも投手をやっていました。今はキャッチャーまでボールが届くのか不安ですが、無様な姿は見せられないので、当日までキャッチボールの練習です!」と初の始球式に向けてキャッチボールの練習から始めるとのこと。
選手を代表して、銀次は「宗さん、始球式をやっていただけるということで、すごく嬉しく思います。一緒に東北を盛り上げましょう。宗さん、1つ始球式をやるにあたってアドバイスしたいと思います。宗さんはゴルフが上手なので、アプローチのように投げればストライク入りますよ。期待しています」とコメントを寄せた。
さとうは2005年に「夢のつばさ東北楽天ゴールデンイーグルス公認イメージソング」の作詞を担当し、2006年3月28日にオリックス・バファローズ戦で国歌斉唱、また2012、2017年の「がんばろう東北デー」にも登場している。
(どら増田 / 写真・さとう音楽事務所提供)