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ソフトB・藤本監督に「絶対スタメンの方がいい」反対意見も 野村の代打構想が物議、本人も「胃が痛い」と弱気?

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 3日に行われたオープン戦・ソフトバンク対中日戦。「3-5」でソフトバンクが敗れた試合後に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 同戦のソフトバンクは5回裏終了時点で「2-1」とリードしていたが、6回表に3番手・重田倫明が先頭への四球から鵜飼航丞に逆転2ランを被弾すると、8回表には5番手・尾形崇斗も先頭四球から2失点と崩れ「2-5」と劣勢で9回裏へ。最終回は柳町達の四球、野村大樹の代打二塁打で1死二、三塁とチャンスを作ったが1点しか返せずに敗北した。

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 試合後、藤本監督は先頭四球からの失点が目立ったことに「ゾーンで勝負できなくて、次の打者に打たれているわけだから、これはもってのほか」と苦言。一方、打線では代打で結果を出した野村を称賛し、「今日みたいな打撃をしたら去年の慶三(川島慶三/現楽天)の代わりに当てはめることができる」と代打枠として継続起用する可能性を示唆したという。

 川島は2014~2021年にかけソフトバンクでプレーし、2019~2020年に2年連続で代打打率4割以上をマークするなど貴重な働きを見せた右打者。川島の退団以降、右の代打枠はまだ埋まっていないが、藤本監督はプロ4年目・21歳の野村を有力な後継者候補として考えているようだ。

 この藤本監督のコメントを受け、ネット上には「今日は初球からフルスイングで二塁打打ったけど、確かにこの思い切りの良さは代打向きだと思う」、「去年二軍で得点圏7割超えた月(.769/2021年7月)もあったし、代打なら勝負強さを最大限活かせそう」と同調の声が挙がった。 一方、「このまま代打に収めるのは理に適ってない、それなら振るってないライバル野手を回す方がマシでは」、「他の三塁イマイチだし、守備は多少目をつぶってでも絶対スタメンの方がいい」と否定的なコメントも多数みられた。

 「野村は松田宣浩、リチャードらと共に三塁のポジションを争う立場の選手ですが、3日終了時点では野村がOP戦2試合で打率『1.000』と好調の一方、松田は2試合で『.000』、リチャードも3試合で『.222』と結果を残せていません。藤本監督はかねて野村は守備が大きな課題としているため、実力が伴うまでは代打起用で育成したい意向があるものと思われますが、ライバル選手らの不振からスタメン起用の可能性を探る方がいいのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター)

 3日の報道では、野村が試合後に「胃が痛いです。本当に代打というポジションは厳しい」と精神的な負担を吐露したとも伝えられている。このまま代打起用を続けると重圧でつぶれてしまう展開も考えられるが、藤本監督は今後どのように野村を起用していくのだろうか。

文 / 柴田雅人

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