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博多大吉にも謹慎期間が 事務所の電話番、母親からの仕送りなど活動休止芸人の過ごし方は

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アンジャッシュ・渡部建

 アンジャッシュの渡部建が、2月15日放送の『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で約1年8カ月ぶりにテレビ番組へ復帰した。番組で渡部は、謹慎中の生活についても語った。一部で報じられた豊洲市場でのアルバイトは、無給の手伝いであり、魚介類を現物支給でもらっているという。コロナもあって基本は家で過ごしていたようだ。

 ほかの芸人の謹慎生活はどのようなものなのだろうか。

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 狩野英孝は2017年1月に未成年女性との不適切な関係が報じられ、約半年間にわたって謹慎。当初は実家の宮城県で家庭菜園を作るなどして過ごしていたが、その後事務所に呼び出され東京へ戻る。毎日のようにマセキ芸能社へ出向き、雑用全般をこなしていたという。電話番から掃除、さらに出演タレントの録画番組の整理などを行っていた。

 ガリガリガリクソンは2017年5月に酒気帯び運転で自損事故を起こし逮捕。約1年にわたって謹慎していた。この時点で約100万円の貯金があったが、3カ月で底をついたため、母親から生前贈与の形で100万円を受け取ったという。しかし、こちらも仮想通貨に投資してしまいすぐにゼロにしてしまう。その後は、ラーメン屋のバイトやパチスロなどで糊口(ここう)をしのいでいたようだ。吉本興業の給料システムは完全歩合制が基本で、謹慎中は給料がゼロになってしまう。貯金や周囲の支えがないと厳しい生活を余儀なくされそうだ。

 博多大吉は福岡時代の1997年に吉本興業から1年間の謹慎処分を受けている。しかし大吉が何か不祥事を起こしたわけではない。福岡のテレビ番組で大吉のアメリカ留学が生放送で発表されるが、事務所にその話が通っておらずトラブルに。ひとまず「留学した形」で1年間の自宅待機が言い渡される。福岡では顔が知られているため気軽に出歩くこともできない。生活費はのちに妻となる女性に頼っていたという。さらに有り余る時間を使い大吉はネタを量産し、コンビのネタ作り担当となっていった。

 やはり芸人にとって謹慎生活は精神的、経済的に厳しいものが多そうだ。

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