橋之助は「このたび、婚約する運びとなりましたことをご報告させていただきます。役者として一人の男としてお客さまを、家族を、仲間を大事にそして愛未を大事にすてきな家庭を築いて参りたい」と決意を表明。能條は「お一人お一人への感謝の思いを胸に成駒屋へ嫁ぎ、橋之助さんを隣でしっかりと支えられるよう、サポートできるように精進して参りたい」と妻の顔をのぞかせた。
ふたりの交際は2021年4月、週刊誌「女性セブン」(小学館)に報じられた。記事によると、ふたりは同年1月に公演されたミュージカル「ポーの一族」で共演し、“大の宝塚ファン”という共通の話題もあり、瞬時に意気投合したという。同誌は、橋之助は同月の舞台「サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男」の稽古を終えた同年3月、能條と焼き肉店で食事した後に手をつなぎながら能條の家に向かう様子を報じ、“4泊5日お泊りデート”を激写した。
だが、その一方で同誌は、橋之助が京都・祇園の元ナンバーワン芸妓との二股交際疑惑を伝えている。同誌は、発売直前に橋之助と能條を直撃。橋之助の“二股交際”について能條は、「真剣に交際をさせていただいております」と堂々と交際宣言する一方で、橋之助は「そ、それは……」などと明言を避け、舞妓との破局についても「プライベートなことなので……」と言葉を濁したとしている。
この報道を受け、フジテレビ系「バイキングMORE」では橋之助と能條の交際と“二股交際”について触れた。番組MCの坂上忍は、「今朝、名前は言えないけどM寛子さんからメールが来て」と母の三田から記事について連絡を受けたことを明かし、「またごめんね、迷惑かけちゃってって。記事のことは不確かなところもあるし、間違っているところもあるんだけど、本人25歳だから、もう本人にお任せして、私はコメントしませんっていうことにしましたっておっしゃっていました」と伝えた。
父の芝翫といえば、派手な女性関係で世間を騒がせ50歳を超えても一向に収まる気配はない。同月のニュースサイト「東スポWeb」によると「芝翫は橋之助ら息子をキャバクラに連れていき、『女遊びは芸の肥やし!』と熱弁することもあったほど、フレンドリーな親子関係を築いてきた」と伝え、「橋之助さんのプレーボーイぶりは歌舞伎界では知られた話」といった梨園関係者の話を掲載している。
「2020年に真剣交際が報じられた芸妓との関係が完全に切れていなかった橋之助とは、周囲から結婚間近だとささやかれていました。芸妓も梨園の妻になる道を見据えて、2019年に芸妓を引退して都内に引っ越してきたといいます。能條との熱愛発覚後は当事者たちで話し合いが続いたといい、結果的に橋之助は能條を選んだことになりました」(歌舞伎関係者)
すったもんだのカップルにネット上では、「派手な女性関係は覚悟の上で結婚するんだよね」「女遊びは結婚しても直らない。まぁ、分かってて結婚するんだからすぐに離婚しないように」「『すてきな家庭を築いて参りたい』ってあなた次第だと思うけど…」といった冷ややかな声が寄せられている。
世界に誇る成駒屋からのめでたい話ではあるが、父といい何とも先行きが不安でならない。だが、これを機に新たな家庭を築くとともに、芸の道にも一層の精進を重ねていくことに期待したい。

