故人の母で歌手、松田聖子の兄で事務所代表の蒲池光久氏が報告。1月30日に沙也加さんの四十九日法要を営んだことを明らかにした上で、お別れの会については、《静かに故人を偲びたいという両親の意志を最大限尊重し、新型コロナの感染状況等も考慮して》開催しないことを説明した。
>>松田聖子が決して消せない神田沙也加の忌々しい記憶<<
ただし、ファンが追悼メッセージを送ることができる専用サイトを開設。母の聖子と父で俳優、神田正輝に届けるという。
発売中の「女性自身」(光文社)によると、法要には神田と聖子を含めて約10人の親族が参加。しかし、それが執り行われた場所は、2人には縁がない聖子の再々婚相手の一族の菩提寺だったというのだ。
「どちらかに縁のある場所だと、察したファンが駆けつけてしまうのを危惧したのでは。沙也加さんの親権を持っていたのは聖子だから、福岡の一族のお墓で法要を行うという選択肢もあったはずだが、それは、コロナの感染リスクを考えて回避したのだろう」(芸能記者)
沙也加さんが亡くなった直後、聖子は予定していたディナーショーの公演をキャンセル。さらには、紅組での出場が決定していた大みそかのNHK紅白歌合戦への出場を直前になって辞退したのだ。
「さすがに、人前で歌う気分にはなれなかったのだろうし、自身の中で喪に服す期間だったはず。2020年にデビュー40周年を迎えたものの、コロナ禍ということもあって、思ったように稼働できていなかった。十分に沙也加さんを追悼したうえで、年内には活動を再開して楽曲発表、コンサートの開催という運びになるのでは。ファンの歓声を聞けば聖子も前向きな気持ちになれるはず」(音楽業界関係者)
今度は、ファンが傷心の聖子に恩返しをする番になりそうだ。