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ハッシーの地方競馬セレクション(2/9)「第66回金盃(SII)」(大井)

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画像はイメージです

 貫禄の勝利!先週川崎競馬場でおこなわれた「第71回川崎記念(JpnI)」。本命に推したチュウワウィザードは、まずまずのスタートを切ると少し押してポジションを取りに行き、5番手あたりの位置を取る。道中はがっちりと折り合いが付き脚を溜め、残り800mあたりからグッとペースが上がったが難なく対応し、4コーナーでは勢いよく3番手まで上がると先頭を射程圏内に捉える。直線に入ると一頭だけ脚色が違い、残り200mあたりで先頭に立つと後は後続を引き離すだけ。2着馬に0秒9差もの着差を付けての圧勝劇。貫禄の勝利となった。

 さて、今週は「第66回金盃(SII)」が大井競馬場でおこなわれる。

 本命に推すのはウラノメトリア。中央からの移籍組だが、中央時代は2勝クラスを勝利した後、昇級初戦こそ2着に入りその後の活躍を期待されたが、6戦して1度掲示板に載っただけと厳しい結果だった。大井へ移籍し環境を変えると、前走の金盃トライアルでは一変。好スタートから馬なりのまま4番手の位置を取ると、しっかりと折り合いが付き、勝負所で軽く仕掛けられるとスッと加速して2番手まで上がり、馬なりのまま先頭との差を詰めていく。直線に入り追われると、並ぶ間もなく先頭に立つと後は後続を引き離し、残り100mあたりからは、ほとんど流して2着馬に0秒8差を付ける圧勝劇と見事復活の勝利を飾った。余程大井の水が合ったのか、見事な一変。今回は前走からしっかりと間隔が空けられたが、追い切りの動きを見る限り、躍動感あふれる走りをしておりしっかりと仕上がっている。前走と同じコースで同じ距離、斤量も54kgと好条件が揃った。ここは勝ち負け必至だろう。

 相手本線はトーセンスーリヤ。本馬のデビューは大井競馬場で、中央から大井への再転入馬となるが、中央時代には20年新潟大賞典(GIII)や21年に函館記念(GIII)を勝利して重賞2勝を誇る実力馬。最初の大井時代は3戦1勝2着1回4着1回とまずまずの成績だが、あくまでも2歳での成績で、4歳の暮れから本格化した本馬のダート適性は何とも言えないが、中央の芝の重賞を勝つ力があるだけにダートをこなせれば十分上位争いになると見る。

 ▲は長距離が向き、状態が良さそうなエメリミット。
 以下、セイカメテオポリス、フレッチャビアンカまで。

◎(7)ウラノメトリア
〇(1)トーセンスーリヤ
▲(8)エメリミット
△(10)セイカメテオポリス
△(3)フレッチャビアンカ

買い目
【馬単】5点
(7)→(1)(8)(10)
(1)(8)→(7)
【3連複1頭軸流し】6点
(7)-(1)(3)(8)(10)
【3連単フォーメーション】15点
(7)→(1)(8)(10)→(1)(3)(8)(10)
(1)(8)→(7)→(1)(3)(8)(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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