>>月9『ミステリと言う勿れ』、サプライズ発表が逆効果?「おっさんじゃん」落胆の声の中、好評のキャストも<<
大人気コミックが原作の同ドラマで、月9初主演の菅田演じるのは、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整。豊富な知識と物事の本質を見抜く目を持ち、淡々と自身の見解を述べて事件の謎や人の心を解きほぐす姿が描かれる。
初回は13.6%、第2話は12.7%、第3話は前回から0.5ポイントアップした。
第2話と第3話は久能が巻き込まれたバスジャック事件が描かれたが、永山瑛人を筆頭に、元乃木坂46の白石麻衣、お笑いタレントのヒコロヒーらがゲスト出演を果たし、ストーリーを盛り上げた。
しかし、今後、第4話に柄本佑、第5話以降に早乙女太一、小日向文世、岡山天音といういずれも演技派がゲスト出演することが発表されたのだ。
「すでに映画では実績が十分な菅田だが、主演ドラマは未知数。にもかかわらず、視聴率が取りたい月9の制作サイドは、月9初主演の菅田を抜てきした。ストーリーのおもしろさ、菅田が演じる主人公の強烈なキャラは申し分ないが、さすがに、それだけでは高視聴率が確実に見込めるわけではなく、〝保険〟をかけることにしたようだ」(テレビ誌記者)
菅田は現在、放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の撮影中で多忙なスケジュールであることから、同ドラマはすでにクランクアップしているだけに、撮り直しなどドラマ自体に手を加えることは不可能。そこでかけられた〝保険〟が怒涛のゲスト投入だったようだ。
「おそらく、終盤でまた永山の演じる役と対峙することなりそうだが、好評なゲストの出演シーンを編集で付け加えることぐらいはできるのでは。永山はネットでかなり話題になっただけに、制作サイドは手応えを感じているのでは」(芸能記者)
ゲストの人選も絶妙だったかもしれない。