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坂上忍、外見の評価に対する拒否感に「分からない」「ほめられたら喜んでくれ!」理解できず時間オーバーの猛反論

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坂上忍

 25日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)でルッキズムの問題を取り上げたものの、MCの坂上忍がヒートアップ。予定していた時間から10分押すというハプニングがあった。

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 この日、番組ではタレントの藤田ニコルが、歌手の瑛人の熱愛報道に関し「藤田ニコル似の美女」という表現に苦言を呈したことを紹介。藤田は22日放送の『藤田ニコルのあしたはにちようび』(TBSラジオ)の中で、「『美女』って言われるのはうれしいけど、自分でそう思ったことはなくて」「この国はおかしい。もうやだ。美女って言ったらもう固定の美女のイメージがあってさ、もっと幅広く持ってほしい」と訴えていた。

 番組には解説として臨床心理士の藤井靖氏が出演。この問題について「見た目について言及されることの拒否感が若い人たちにある」「内面を認めてほしいっていうのは人間本来ある気持ちですから」と説明していたが、坂上は納得せず。「内面うんぬんって言っても、それはちょっと不可能だろ」と不満げに指摘した。

 さらにリモート出演していたフリーアナウンサーの楠田枝里子もこの問題について、「例えば美人秘書とか美人会長って言ったとき、その職業を色メガネで見ているニュアンスが生じますよね。これが問題だと思うんです」「ことさらに見た目を強調するのは差別につながる」と指摘。しかし、坂上は「俺、分からない」とバッサリ。「その線引きされちゃった日にゃ、エンターテインメントっていうか自由闊達なっていうか、非常に難しくなっちゃいますよね」と反発した。

 その後も坂上は「時間が限られたバラエティ番組で、その人の内面まで踏まえた上で、ああでもないこうでもない、って話題作ることってできるの!?」とヒートアップ。さらに「ほめ言葉に規制が掛かったら何を言えばいいの?」と苦言を呈し、「秀でてるものがあって、そこほめられたら喜んでくれよ!」と訴えていた。

 坂上がヒートアップしたことが影響し、この話題は予定よりも10分間オーバーしてしまうことに。最後には「なんでこのニュースで押すかな……?」と首をかしげていた坂上だったが、出演していたタレントのヒロミから「お前が一番エキサイティングした。なんで燃えたんだよ! 意味分からないよ」とツッコミを受けることに。坂上は苦笑しきりだった。

 しかし、最後までこの話題を理解できず、藤井氏に反論し続けていた坂上に対しネット上からは、「理解できないなら『そういう人もいる』ってことでいいじゃん」「しつこすぎる」「見た目に触れなければいいってことがなんで分からないの?」「どんだけ見た目イジリしたいんだ…」といった呆れ声が集まっていた。

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