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昨年3月に個人事務所レモンジャムを立ち上げ、そのレモンジャムを通じて活動するラランド。サーヤはこの日、独立をした昨年を振り返り、「去年は何から何まで初めて。役員制だったり、経費のこととか。何かと始めることが多かった一年でした」と話す。
レモンジャムではサーヤが代表取締役に就任。マネージャーが副社長を務めるが、ニシダの立ち位置が微妙とのこと。サーヤはこれについて、「わたしたちに関してはボケとツッコミと言うより、雇用主と社員の関係」と話してニシダを突き放す。また、事務所設立の背景には先輩芸人たちからの影響があったと言い、「芸人は大手の事務所に所属するのが普通ですけど、先輩のさらば青春の光さんとか、自分の事務所で活動している方をリスペクトしながら、わたしたちも始めてみたんです」と述べる。
サーヤはまた、昨年5月に歌手活動も始めている。「最初は川谷絵音さんがやられている美的計画に参加したのがきっかけだったんです。今はバンドを組みまして、作詞作曲もやっています」と紹介。「右も左も分からない中、トラックを作ってもらって、作詞作曲もするんです。発表する時はめちゃくちゃ緊張します。それで吹き出物も増えました。音楽業界の人たちに失礼のないようちゃんとやれればなと思います」と意気込む。一方で、「2022年はコンビで仕事したい。ラランドで仕事したい」と話すなど、コンビとしての活動にも力を入れたい様子だった。
ニシダはこれまで実家に払ってもらっていた携帯料金を自分で払うようになったと、昨年始めた取り組みを紹介。「今までは実家に請求書が届くようにしていたんです。実家が払ってくれていた。最近、自分で払おうって思うようになって、払い出したんですけど、親に携帯代を払わせてくれと最初に言う時はさすがに緊張しました」と回顧。月10万円を払うこともあると言い、サーヤが「何に課金しているの?」と問うと、「マッチングアプリです」と即答して会場を笑わせた。
ニシダは現在、恋人と同棲していることも明かし、「携帯代を払い出したんですけど、人生で家賃を払う経験はまだしたことがない。自分は家賃を払わない代わりに、彼女に『もっと好きって言う』という取り組みに今年は挑戦したい。彼女のことはもちろん好きです。家賃を払ってくれるから。でも、彼女の実家に行ったらぶん殴られるかも」と話すなど、恋人とのプライベートもユーモアたっぷりのトークで紹介していた。
(取材・文:名鹿祥史)