>>楽天・石井監督、FA見合わせ報道に思わぬ憶測?「そっちに金使うつもりか」 育成重視の裏で助っ人陣整備を画策か<<
岩見はツイッター上で匿名の質問を募るサービス『Peing-質問箱-』を通じて寄せられた「枠ないんで任意引退してくれますか?」という質問に対し、「支配下枠の管理は僕の仕事じゃないんで球団に言っていただけると助かりますwwさーせん」とユーモアを交えながら謝った。
岩見は2017年ドラフト2位で楽天に入団した右の一塁手・外野手だが、翌2018年から昨季まで成績は通算で「32試合・.132・1本・4打点」にとどまっている。そのため、前述の質問を寄せたユーザーは岩見の成績面に強い不満を抱いているものと思われる。
岩見に寄せられた引退要求を受け、ネット上には「頑張ってる選手を馬鹿にするあり得ない質問、投稿した奴の神経を疑う」、「匿名をいいことにこんな無礼な質問を送りつけるなんて酷すぎる」と怒りを示すファンが続出。「岩見いらんとか言ってるあたり、質問した奴は楽天ファンじゃないな?」、「チームの現状を正しく理解してるなら、岩見に枠の無駄とか到底言えないはずなんだが」といった指摘も多数挙がった。
「岩見は昨季まで目立った実績はないものの、プロ入り前の慶応大学時代には東京六大学リーグ歴代3位の通算21本塁打をマークした実績を持つ強打者。球団が創設された2005年から昨季まで、生え抜き右打者の最多本塁打記録が12本(内田靖人/2018)にとどまっている楽天にとっては、チームの歴史を塗り替える可能性を秘めた貴重な存在であるといえます。年齢・キャリアを考えるとそろそろ結果を残さなければいけない時期には来ていますが、現チームには右の生え抜き大砲候補として岩見、内田の2名以外に目ぼしい選手が見当たらない状況もあり、今回質問を寄せたユーザーのように即座の引退を願う声はほとんど見られません」(野球ライター)
今オフは登録名をそれまでの「岩見雅紀」から「岩見政暉」に変更するなど心機一転を図っている岩見。その矢先に受けた引退要求にも余裕の返答をした形だが、一部からは「質問者側が調子に乗るだけだからまともに相手するのは逆効果、今後はこの手の質問は一切無視しよう」といった声も寄せられている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
岩見政暉の公式ツイッターより
https://twitter.com/wamiME38