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これには「イケメンだからもったいないは意味不明」「曲がりなりにも元スポーツ庁長官だった人の発言とは思えない」といった疑問の声が並んだ。
鈴木氏は、元水泳選手としてアスリートの視点からスポーツに対し鋭い批評を加えるかと思いきや、どこかトンチンカンな発言をすることが少なくない。サラリと本音を語っているようにも見える。
長官時代の2017年には、学校のプールでの飛び込みが禁止されたことに、新聞社のインタビューに「なんでもかんでも危険だからと全面禁止し、もやしっ子を育てあげていくのはどうかなと思う」と発言。これには「飛び込みともやしっ子って関係ないよね」「もやしっ子…飛び込みできなくても生きていける。泳ぐこともできる」「根性論丸出し」といったツッコミが生じてしまった。この発言には、鈴木氏が経験してきた昔ながらの体育会系「スポ根」世代の気質が見えてしまったと言えるだろう。
2019年には、甲子園に出場した高知商業高校の生徒が学生主催の有料イベントに出演したことが学生野球憲章に反すると高野連が苦言を呈し、世間の非難を集めたトピックでも、「個人的にはもう少し寛容になってもいいのかな」とコメント。発言自体は当たり障りのないものだが、鈴木氏はスポーツ庁長官の立場にあったため、「軽率な発言では」「ここで個人の意見言うところじゃない」といった声も聞かれた。
2021年の東京オリンピックでは、2種目連続で決勝進出を逃した水泳の瀬戸大也選手に対し、『めざまし8』で「一生後悔すると思う」と発言。これには「こんなネガティブなこと言うか」「怖すぎる」といった声が聞かれた。こちらも「スポ根」的発言だと言えるだろう。
今後、鈴木氏のスポーツに関する発言は、あらゆる意味で注目を集めて行きそうだ。