先週の結果は以下の通り。
・阪神11Rが▲→◎→〇で決まり、馬単3,000円、3連複2,350円、3連単14,840円。
【今週の予想】
☆中山11R 有馬記念(GI)(芝2500m)
いよいよ今週は暮れの大一番・有馬記念。今年はグランプリ4連覇がかかりここが引退レースとなるクロノジェネシスと、シンボリクリスエス以来の3歳馬による天皇賞(秋)、有馬記念制覇がかかるエフフォーリアの最初で最後の対決に注目が集まっている。ここはエフフォーリアを本命とする。例年、3歳馬の世代レベルが問われるが、そこは自身が天皇賞(秋)の勝利でハイレベルな世代ということを印象付けた。何せ破った相手は前年に無敗で3冠を制し、次走でジャパンCを制したコントレイルや、天皇賞(秋)時点でGIを5勝し、次走でマイルCSを勝ったグランアレグリア。レースでは6番手から前を行くグランアレグリアを交わし、コントレイルの追撃も抑える正攻法の競馬で勝利と、力がなければできない勝ち方。他にも、スプリンターズSではピクシーナイトが勝利し、GIではないが札幌記念ではソダシが、クイーンエリザベス2世C(香GI)を制し、後にBCフィリー&メアターフ(米GI)と香港C(香GI)を勝利するラヴズオンリーユーを破っており、重賞戦線で結果を出しているだけに世代レベルはハイレベル。今回は皐月賞以来の中山で初の2500m戦となるが、皐月賞の競馬を見る限り、中山替わりは問題なく、2500mもダービーの結果や馬体、血統から問題なくこなしてくれるだろう。追い切りの動きを見る限りデキは天皇賞(秋)の方が良いように見えるが、仕掛けられた時の反応は流石の速さ。あくまでも天皇賞(秋)との比較で、現状のデキでも十分に勝ち負けできるレベル。ここは勝ち負け必至で、有馬記念を制して年度代表馬の座をグッと引き寄せる。相手本線はタイトルホルダー。この馬も3歳馬だが、強力な先行力と豊富なスタミナが武器。前々走のセントライト記念は13着に敗れているが、これは直線で進路がなく、ほとんど追えないままだったため。前走の菊花賞は、鞍上・横山武史騎手の大胆な逃げのレースで2着馬オーソクレースに0秒8差もの着差を付けて優勝しており、3歳世代でもトップレベルの力を持っている。今回は枠順からも内のバンサラッサがハナを切り2番手からの競馬となりそうだが、2番手から直線早めに先頭に立ち粘り込むような競馬ができれば、一発があってもおかしくない。▲はクロノジェネシス。前走が凱旋門賞で海外帰りということもあり、更にはその凱旋門賞が激しい消耗戦となったことで評価を下げた。その裏付けとして今回の追い切りの動きは、今年の宝塚記念や昨年の有馬記念の動きと比較をしてやや落ちる印象を受けたから。それでも能力の高さで上位争いには絡んでくるだろう。以下、アカイイト、ステラヴェローチェ、ディープボンドまで。
◎(10)エフフォーリア
〇(16)タイトルホルダー
▲(7)クロノジェネシス
△(13)アカイイト
△(9)ステラヴェローチェ
△(5)ディープボンド
買い目
【馬単】5点
(10)→(7)(13)(16)
(7)(16)→(10)
【3連複1頭軸流し】10点
(10)-(5)(7)(9)(13)(16)
【3連単フォーメーション】16点
(10)→(7)(16)→(5)(7)(9)(13)(16)
(7)(16)→(10)→(5)(7)(9)(13)(16)
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。