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8月1日より1回戦がスタートした同大会。過去最多の6017組から決勝戦へと駒を進めたのは、インディアンス(吉本興業)、真空ジェシカ(プロダクション人力舎)、モグライダー(マセキ芸能社)、ゆにばーす(吉本興業)、ロングコートダディ(吉本興業)、オズワルド(吉本興業)、錦鯉(SMA)、もも(吉本興業)、ランジャタイ(グレープカンパニー)の9組。この9組に、直前に行われた敗者復活戦から勝ち上がったハライチ(ワタナベエンターテインメント)を加えた10組で漫才No.1の称号を争った。
『笑神籤(えみくじ)』で選ばれた順番で1本目のネタを披露し、審査員の点数の合計が上位となった3組が最終決戦へ。今年の審査員も去年に引き続きオール巨人、上沼恵美子、立川志らく、ナイツ・塙宣之、ダウンタウン・松本人志、2001年M-1王者の中川家・中川礼二、2007年のM-1王者・サンドウィッチマン・富澤たけしの7名が務めた。
激戦の結果、最終ステージへと駒を進めたのは665点獲得のオズワルド、655点の錦鯉、655点のインディアンスの3組。審査員の投票はオズワルド1票、錦鯉5票、インディアンス1票で、錦鯉が17代目王者に輝いた。
史上最年長50歳の優勝者となった錦鯉・長谷川雅紀は「ラストイヤーが56歳だったので、今年締めれて良かったです」、相方の渡辺隆は「まさのりさんとコンビを組めて良かったです」と喜びを表した。錦鯉に投票した審査員の松本は「今まででこんな悩んだことはなかった。一番バカに入れようと思って、錦鯉にしました」と投票理由をコメント。号泣する錦鯉の2人と同じように涙を流していた塙は「同じ事務所のモグライダーへの涙です」とボケながらも、苦労が長かった2人の栄光をたたえた。
番組終了後、優勝記者会見に登場した錦鯉の2人。長谷川は、優勝決定後大号泣となった理由について、渡辺と抱き合った際に耳元で「ありがとう」と言われたからだと明かした。普段はそんな感謝を言うタイプではないとのことで「そのギャップで、耳元でありがとうと言われたらそりゃ涙も溢れますよ!」と振り返り、渡辺は「言うタイプですよ」と焦った様子を見せた。
生放送直後、ファイナリスト同士で抱き合って声を掛け合っていたというが、渡辺は「ほんとにおめでとうと全員から言っていただいて。それを聞いた時に『あ、優勝したんだな』と実感が湧いたという。
この優勝を誰に一番に伝えたいかと聞かれると、渡辺は父に、長谷川は相方の渡辺だと回答。「俺もう知ってるだろ」と渡辺にツッコまれながらも、長谷川は「一番感謝しているのは相方です! 錦鯉結成するときに渡辺隆は33歳、僕は40歳。僕は前のコンビ解散して、もう潮時かな、もう辞めようかなと思ってた時に、渡辺隆に声掛けられて。時間はかかりましたが、渡辺隆に感謝です」と感謝の言葉を伝えた。
昨年に続き2度目のM-1グランプリ決勝に進出、見事優勝を勝ち取った錦鯉。M-1チャンピオンとしてのこれからの活躍に注目が集まる。
番組公式HP
http://www.m–1gp.com