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DeNA・牧、目標の新人王ゲットならずも特別賞受賞!「来シーズンは優勝目指す」“レコードコレクター”は改めて決意

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牧秀悟

 打率.314と22ホームラン、打点71にOPS.890で得点圏打率は.304。ルーキーながら内野の要のセカンドをほぼ守り続けチームに貢献した牧秀悟。球団記録は打率、安打数153本、塁打数260、猛打賞14回、1試合4安打4回、二塁打35本と数々の記録を塗り替え、8月25日には敵地・京セラドームで新人初のサイクルヒット。シーズン後半の10月23日から26日にかけて5打席連続ツーベースヒットを放ち、1994年のイチローらの4連続を更新する日本記録も達成するなど、記録ラッシュのルーキーイヤーだったが「1年目しか取れない新人王を1年間めざしてきた」と常々口にしていたターゲットには、カープの栗林良吏にあと一歩届かなかった。

 「NPB AWARDS 2021」で表彰された後に取材に応じた際は「悔しい部分はある」とくちびるをかんだが「このような特別な賞を受賞することができ大変光栄です。自分だけの力ではなく、多くの方々の支えがあり受賞することができたと思っています」と周囲に感謝。「初めてとなるプロ野球選手としてのシーズンで苦しい時もありました。前半戦の後半、打率も下がり成績も良くなかった」と打率.194と不振にあえいだ7月を反省するなど、晴れやかな場でもルーキーらしからぬコメントを残した。

 また「チームは最下位という結果になりましたが、来シーズンは優勝を目指すとともに、個人としてもチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」と決意。具体的には「一番チームに貢献できる打点にこだわる」と、最下位に沈んだチームを立て直すことを誓った。

 ベイスターズの打者では1959年の桑田武氏、2000年の金城龍彦氏以来の新人王の快挙は逃したが、2017年に二桁勝利をあげ、日本シリーズでも快投を見せた濱口遥大以来、2人目の新人特別賞を受賞した牧秀悟。怪物ルーキーと評されるタイガースの佐藤輝明が研究されて成績を下げるのを尻目に、8月以降打率.372と打ちまくったスラッガーは、プロの水に慣れる2年目の来シーズンこそ、チームの優勝に尽力する覚悟だ。

写真・取材・文 /  萩原孝弘

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