>>『日本沈没』の展開に「有事の時に…」「こんなことしてる場合?」無理のある恋愛要素に大ブーイング<<
第8話は、アメリカの会見を受けて、中国は日本政府との移民交渉を完全に遮断。そして、世界各国も中国の動きに同調し、もはや世界との移民交渉の窓口は閉じられた。追い込まれた天海(小栗旬)は、唯一の打開策を思いつく。それは、中国に対しての一か八かの危険な賭けだったが――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
第8話で天海が思いついたのは、“ジャパンタウン構想”。中国が求めている日本の大手企業5社を中心に日本人移民を振り分け、中国各地に5つのジャパンタウン、つまり日本人の街を作るというもの。日本人にとっても希望となるのはもちろん、環境都市をめざすことができれば、中国にとってもメリットになる上、移民管理もしやすいというメリットがあると天海は主張していた。
「作中では、この構想を現国家主席に唯一意見できる元国家主席に提案。受け入れてもらうことに成功するという展開が描かれました。しかし、“ジャパンタウン構想”は明らかに日本人にのみメリットがあり、土地を用意しなければならない受け入れ国のメリットはごく僅か。ネット上からは『なんじゃそりゃ』『反乱危険分子として見られるだけ』『めちゃくちゃすぎ』『侵略者の発想って思われる』『よくこれが“希望”になるって思ったな…』といったツッコミが殺到する事態になっています」(ドラマライター)
双方にとってメリットがあると天海がプレゼンした結果、あれほど頑なだった中国はあっさり快諾。天海の主張した非現実的な“メリット”を、中国が素直に受け入れたかのように描かれていたが、信じることができない視聴者が多くいたようだ。