>>【放送事故伝説】人気ドラマが放送前日に中止!一体何が?<<
張本氏は『サンモニ』内の人気コーナー「週刊御意見番」に長年にわたり出演。同じく元プロ野球選手の大沢啓二さんとともに「喝!」「あっぱれ!」と声を上げて論評する様子が評判となり、総合司会の関口宏とともに番組の顔となっていた。
特に現役時代を知る高齢層からの人気は圧倒的であり、少年野球のコーチや講演会などでスタジオに来られない際はバーチャル映像(俗に言う「バーチャル張本」)で出演していた。
「バーチャル張本」が初めて登場した2000年頃はまだ、遠隔地からの生出演が一般的ではなかった。一部では張本氏こそが今や一般化した「リモート出演」の元祖とされている。
放送業界にも偉大な足跡を残している張本氏だが、高齢ゆえかまさかのハプニングを起こしたことがある。
2020年9月6日放送の『サンモニ』での一幕だ。この日の「週刊御意見番」のコーナーではサッカーJ1のニュースを報じ、いつものようにほがらかな雰囲気で番組は進んだ。だがその時、自宅からウェブカメラを使ってリモート出演をしていた張本氏のパネルから突然異音が聞こえてきたのだ。
その大きな音に、いつも冷静沈着な関口も「どうしました?」「張本さん?」と心配した様子。
しばらくして張本氏の照れた顔が画面に大写しになった。状況から察するに張本氏は、パソコンの前に設置していたウェブカメラを落としてしまったようだった。
慣れないウェブカメラでの出演だったための悲劇だったが、張本氏の凡ミスで番組が中断してしまったのは事実。この日スタジオにいた元プロ野球選手の黒木知宏氏から「張本さん喝ですね!」と逆にダメ出しを食らう珍プレーぶりを見せていた。