ソーシャルディスタンスを守るため、頭をたたくなどのツッコミは控えられ、街ブラの番組が激減。アクリル板の設置の他、番組観覧などもなくなり、既に「コロナ前が懐かしい」と感じる人も多いことだろう。
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2020年3~7月は、特にテレビの制作現場がコロナ対応に試行錯誤していた時期でもあり、様々なハプニングが発生していた。
特に珍しいハプニングとなったのが、同年7月17日に放送されたフジテレビ系の番組『ダウンタウンなう』でのある出来事だ。
現在は『人志松本の酒のツマミになる話』にリニューアルされた『ダウンタウンなう』は、ダウンタウンと坂上忍が飲み屋でゲストとトークする番組。この日はゲストの女優・大原櫻子とともに東京都内の居酒屋でロケを行っていた。
出演者は全員ソーシャルディスンスをとった上で、広い居酒屋の個室でロケが行われたのだが、端に座っていた松本人志の後ろで何やら黒い点のようなものが動いていた。
視聴者のほとんどは、その黒い点を壁のシミと思っていたようだが、このシミ、何やらゴソゴソと動き回っている。その動きはハエのようだった。
番組でハエに触れられることはなかったが、オンエアを見ていた視聴者は気になって仕方がなかったようだ。
コロナ対策で換気をよくしようと窓を全開にしていたとみられるほか、出演者の間隔が大きくなったことから照明を強くたき、虫が寄ってしまったと考えられる。
コロナ対策に四苦八苦していた時期のちょっと笑えるハプニングであった。