>>短すぎるベッドタイム~女がドン引く瞬間~<<
「引っ越しをしたマンションで、隣に住む男性と顔を合わせる機会がありました。女性が一緒にいたので、彼女だと思ったんですね。黒髪でカジュアルな服装。タレ目で狸っぽい顔立ちの、雰囲気のいい感じの女性でした。“こんにちは”と挨拶すると、向こうも愛想良く返してくれました。
後日、またその女性と廊下ですれ違ったんですね。以前と違い、髪が巻かれ、派手なキャバ嬢っぽい服装になっていました。そういう仕事をしているのかなと思いました。また挨拶をすると、軽く会釈だけ返されました。冷たい雰囲気だと感じました。女性とはたびたびすれ違うんですが、キャバ嬢っぽかったり、カジュアルだったり、たまにパンツ姿のボーイッシュな装いだったり、雰囲気がコロコロ変わっていました」
会うたびに雰囲気の変わる女性に、彼女は違和感を覚えたそう。そして、あることに気付く。
「男が、浮気をしているんだと思いました。そして、その相手が双子だと思ったんです。雰囲気が変わっているのではなく、別人なんだと。隣に住んでいるのがそんな悪人だと思うと、とても嫌な気分になりました。
そして後日、私が買い物に出かけた時です。偶然、その女性の姿を見かけました。雰囲気は違うものの、同じ顔の女性が2人。やっぱり双子だったんだ…と思った時でした。そこにまたも、ボーイッシュの同じ顔の女性が合流したんです。なんと、3つ子だったんです!
私は、この3人とも顔を合わせていたんです。隣に住む男性は、3人と浮気していたんですね。しかも3つ子の。どんだけこの顔好きなんだよと思いました」
隣人が浮気をしていると分かれば、不愉快な気分にもなる。さらに特殊なケースともなると、呆れてしまうようだ。
写真・Yuri Kovalov