>>恋人の両親に性行為を見られ、恋人と両親を射殺した男を逮捕 ありえない犯行理由に怒りの声も<<
米ワシントン州警察は、車のトランクの中から男性の遺体が見つかった事件で、容疑者とみられる男を逮捕したと、海外ニュースサイト『New York Post』『Daily Mail』などが11月14日までに報じた。
記事によると、10月22日に同州警察スポケーン署は、「放置車に死体がある」と通行人から通報を受けた。現場に駆け付けた警察は、路上に放置された車を発見。車のトランクを開けると、男性とみられる腐乱死体が見つかった。通行人によると、異臭に気が付いてトランクを開けたそうだ。後の調べで、遺体の身元が判明。約1年前から行方不明となっていた19歳の男性Aだ。Aは両手足を縛られ、頭蓋骨は陥没、腹部は数カ所刺された跡があった。Aは行方不明になる2カ月前に、違法薬物所持、暴行罪などで逮捕歴があると伝えられている。
警察は殺人事件とみて捜査を開始。遺体の見つかった放置車は、とある女性名義で登録されていた。警察は所有者の女性宅を訪ねると、女性の婚約者で60歳の男がドアを開けて応対。女性は不在であった。警察は男に話を聞いたところ、「車は盗まれたもの」と事件の関与を否定。しかし、数日後、近所から事件のタレコミがあった。警察は再度男に事情聴取したところ、男はAの殺害を認めたそうだ。
男の話では、男と女性の間には、未成年の娘(年齢非公表)がいる。遺体で見つかったAは、娘の交際相手だ。約1年前の2020年10月ごろ、情報の出どころは不明だが、娘が売春あっせん組織に売られてシアトルにいると聞きつけた男は、娘を取り戻そうと約450キロ離れたシアトルに向かった。男は娘を連れ戻した後、娘を売春組織に売ったのはAと聞きつけ、男はAの自宅へ。男はAを拉致し、暴行を加えて刃物で刺してAを殺害した。遺体を車のトランクに入れ、人里離れた路上に、車ごと放置したそうだ。
男の自供を受けて、警察は第一級殺人の容疑男を逮捕、起訴した。男に逮捕歴はなく初犯だそうだ。女性は特別、罪には問われていない。Aの両親は、男の自供は信用できないと主張。「息子は自閉症かつ脳性まひを持って生まれ、障がいがある。売春あっせん組織に誰かを売り飛ばすような能力はない」と訴えている。警察は、事件の全容解明に向けて、慎重に捜査を進めていく方針だという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では、「娘を売春組織に売られたら、売った相手を殺したくなる気持ちは分かる」「素晴らしい父親だが、何も殺さなくても」「相手の男を殴るかもしれないが、殺すまではできない。やはり普通ではない」「自分の父親が彼氏を殺したら、引いてしまいそう」「女性は共犯者でしょ。なぜ逮捕されないのか?」「死人に口なし。好き勝手言える。真実は明らかにならないだろう」「障がい児といえども、暴行罪や薬物所持で前科があるなら、売春あっせんもできそうだ」「男はヒーローでもあり殺人犯。善と悪など紙一重」「誰も信用できない事件だ」「似たような映画があったよね」「いろいろと闇が深そう」など、様々な声が上がった。
男の話が真実であれば、娘を助け出した男の行動力は称賛に価するが、人の命を奪ってしまうことは許されざる行為だ。
記事内の引用について
Dad charged with killing man who allegedly sex-trafficked his daughter(New York Post)より
https://nypost.com/2021/11/02/dad-john-eisenman-charged-with-killing-andrew-sorensen-who-allegedly-sex-trafficked-his-daughter/
Man who killed daughter's boyfriend for 'selling her into Seattle sex trafficking ring' is 'no hero', grieving family says: They say their son was 'disabled' and 'didn't have the capability to sex traffic anybody'(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-10200723/Cops-comment-sex-trafficking-claim-dad-accused-killing-daughters-boyfriend.html