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「ご利益があると思った」61歳男、神社に侵入しお祓いなどで使う祭具を盗んで逮捕

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画像はイメージです

 埼玉県飯能市で、神社から祭祀に使用する大麻(おおぬさ)などを盗んだとして、61歳の男が逮捕。その行動と言い訳に驚きが広がっている。

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 男は10月21日、飯能市の神社社殿に侵入したとして、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕される。その後、捜査を進めた結果、同19日午後5時から翌朝7時頃にも神社社殿に侵入し、お祓いなどで使用する白い紙や布などがついた棒状の「大麻(おおぬさ)」とすのこ1枚、計5,100円相当を盗んだことが判明し、今月10日に窃盗の疑いで逮捕された。

 警察の取り調べに対し、男は「ご利益があると思い盗んだ」と話しているという。通常、神社で管理されているような大麻(おおぬさ)などを盗んだ場合、「罰が当たる」と考える人が多いはず。盗んで「ご利益がある」と本気で感じているのなら、その思考回路は異常と言わざるを得ない。

 このような中高年による神社を狙った犯罪は多々発生している。5日には岡山県和気町で、住所不定無職の男が拝殿に侵入し、賽銭箱を盗もうとしたとして逮捕された。また、今年6月にも埼玉県秩父市の神社で、64歳の男が賽銭箱から2000円を盗んだとして逮捕されている。このケースでは防犯カメラの映像がTwitterに公開されたことが話題となった。

 意味不明な犯罪と供述に、「本気で言ってるのか。ご利益があるものを盗んだら罰が当たるに決まっている」「盗っ人にご利益もクソもない。日本人の感覚だと思えない」「地獄に落ちるわよという感じ。それでも、大した罪にはならないのが悔しい」「神物を盗もうとうする思考回路がおかしい」と怒りの声が相次いでいる状況だ。

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