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キュートな白のワンピース姿で登場した伊藤は、今回の写真集について「今回は作る過程から自分も相談させてもらって、色々提案とかもさせて頂いて、一緒に作らせて頂きました。前回までの写真集とは違った感じになったかなっていう1冊です」と説明。『であい。』とのタイトルには、「平仮名になっているのがポイントで、今までの写真集は英語だったり、かっこいい「THEタイトル」って感じでキメてたんですけど、グループ活動を終えて1人になったので、素の自分を表現したくて。ソロになった自分に今まで応援してくださった方も、新しいファンの方にも『出会って』欲しいという思いを込めて、『であい。』にしました」と明かした。
内容は「1、2冊目は水着は多かったですが、今回は大人っぽくランジェリーしようと思って、水着は着ずにランジェリーで行きました。前回よりも大人っぽい感じになっているんじゃないかなと思います。同性の女性の方にもキレイだなって思ってもらいたいというのを意識して撮ってもらいました」とティーン・エイジャーの頃との違いを感じて欲しいと語った。
ランジェリーカットは「夜の工場前」で撮影され、「自転車の人に3度見くらいされて、めっちゃ恥ずかしかったです。不審者と思われてないかって不安でした」と撮影秘話もコメント。お気に入りの一枚は、トレードマークでもあったスーパーロングヘアに自らハサミを入れている一枚で、「ついに勇気を出して切ってしまいました。ずっと長いと切るタイミングがないんですよ。やっとこのタイミングで切れました」と告白。切ったばかりの時は「切なかったです」と振り返るも、「友だちには髪を切って好評でした。タイトル通り新しい自分に出会えた気がした」とし、「シャンプー、ドライヤーが楽。今までは髪を乾かすのに20分ぐらいかかって嫌だったんですけど、切ったばかりの時は5分ぐらいで革命的でした!」と笑顔を振りまいた。
アイドルから女優へと活動の幅を広げているが、「今までは嫌な女の役が多かったですけど、めっちゃ地味な役をやってみたいです。陰キャな感じの」と新境地にも意欲を見せた伊藤萌々香。デビューから10年経った23歳は、今後も大人の女優として様々な顔を見せてくれそうだ。
取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘