さて、今週はダートの祭典JBC(JpnI)が金沢競馬場でおこなわれる。中でも今回はメインの「第21回JBCクラシック」の予想をする。
大方の中心は前走の帝王賞(JpnI)で強い勝ち方をしたテーオーケインズになるだろう。昨年は重賞未勝利ながら暮れの大一番・東京大賞典(GI)に出走し、勝ち馬から0秒2差の6着に好走。明けて4歳となった初戦の名古屋城S(OP)を圧勝すると、次走のアンタレスS(GIII)でも2着に0秒3差を付けて初重賞制覇。勢いに乗って挑んだ帝王賞では、流石に出走馬のレベルが上がったことで4番人気であったが、5番手からの競馬で残り300mあたりで先頭に立つと、そこからは後続を引き離して2着馬に0秒6差もの着差を付けて優勝。初JpnI制覇を飾った。もうここまで来ればその力は本物で、今の勢いならJpnI連勝の可能性も高いが、今回は他に狙いたい馬がおり対抗に留める。
替わって本命に推すのはカジノフォンテン。昨年の東京大賞典で勝ち馬からクビ差の2着に好走したもののフロック視され、年明け初戦となった川崎記念(JpnI)では4番人気にとどまったが、東京大賞典で敗れたオメガパフュームを破り優勝。それも0秒6差を付けてのもの。上がりもメンバー中3位で、決して展開に助けられたわけでもない。その後は京成盃グランドマイラーズ(OP)も勝利すると、前々走のかしわ記念(JpnI)で再度中央馬を負かして優勝。それも3番手からの競馬で制しており、逃げ一辺倒ではないところも見せた。前走の帝王賞こそハイレベルなレースが続いた疲労があったのか10着に敗れたが、今回はしっかりと間隔を開けて立て直され、展開的にも向きそうで勝ち負けの可能性は十分。
▲はダノンファラオ。
以下、オメガパフューム、ミューチャリーまで。
◎(9)カジノフォンテン
〇(4)テーオーケインズ
▲(5)ダノンファラオ
△(3)オメガパフューム
△(7)ミューチャリー
買い目
【馬単】4点
(9)→(3)(4)(5)
(4)→(9)
【3連複1頭軸流し】3点
(4)(9)-(3)(5)(7)
【3連単フォーメーション】9点
(9)→(4)(5)→(3)(4)(5)(7)
(4)→(9)→(3)(5)(7)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。