大泉は昨年に続き2回目。川口は初の紅白司会で、和久田アナの紅白司会は2回目。昨年までの「紅組司会」「白組司会」「総合司会」としていた呼称を、今年は全員「司会」に統一。番組の進行とともに、紅組白組はじめ出演する全ての歌手・アーティストを応援する存在となるという。
同時に発表された番組テーマは「Colorful~カラフル~」。昨年から続くコロナ禍で、なんとなく彩りの欠けた日々や景色が当たり前になった今の時代だからこそ、「2021年最後の夜は世の中を少しでも『カラフル』に彩りたい」という思いを込めているという。
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「今年は、2年ぶりの有観客開催となることが発表されているだけに、司会者の緊張度は無観客で行われた昨年とは比べものにならないだろう。川口にとっては大きくステップアップできる舞台になりそうだ」(テレビ局関係者)
昨年、紅組の司会は同年放送のNHK連続テレビ小説「エール」でヒロインを務めた二階堂ふみが抜てきされ大泉とコンビを組んだ。
川口は来年放送の連続テレビ小説「ちむどんどん」に黒島結菜演じるヒロインの姉役で出演予定だが、ならば、黒島、もしくは、今月スタートした「カムカムエヴリバディ」の3人いるヒロインのうちの1人である上白石萌音が選ばれても良かったはず。
そんな状況だけに、川口とNHKの間での〝密約説〟が浮上しているというのだ。
「川口といえば昨年の大河ドラマ『麒麟がくる』で、薬物事件で逮捕された沢尻エリカの代役を引き受け、NHKの窮地を救った。そのため、NHKはいろいろ川口に譲歩しているようで、大河放送中にYouTubeを開設したり、他局の番組のMCを務めることもOK。そして、今年の紅白司会もその密約に入っていた可能性が高い」(芸能記者)
いずれにせよ、代役を受けて大正解だったようだ。