記事によると、五木は不出場ついて「いつか来ること。永遠に続くわけではない」とし、「連続50年出場を達成できたという喜びを胸に終了したいと思う」と前向きに語ったという。
五木は昨年、北島三郎と並ぶ歴代最多タイとなる通算50回目の出場。出番は前半最後で「山河」を歌った。
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大トリ通算6回は故美空ひばりさん、北島三郎に次ぐ歴代3位タイ。初めて白組トリを飾った75年から77年の大トリまで記録した3年連続トリも、美空さん、SMAPに次ぐ歴代3位タイの記録となっている。
「このタイミングで自ら〝勇退〟を明かしたが、すでにNHKから『今年は厳しい』と内示をもらっていたのかもしれない。そのため、自らの口で発表したのでは」(音楽業界関係者)
昨年の紅白に出場した演歌歌手は、紅組が水森かおり、天童よしみ、坂本冬美、石川さゆりの4組。白組が五木、山内惠介、三山ひろし、氷川きよしの4組だった。
「紅白両軍、それぞれ演歌勢の数は合わせているはず。今回、五木が出場しないため、もしかしたら、紅白3組ずつになるか、もっと減らされるかもしれない」(同)
水森は巨大衣装、三山はけん玉連続成功のギネス記録、氷川は〝キャラ変〟とそれぞれ武器はあるが、ほかの歌手はそれもなく、特にヒット曲もない。
「おまけに、数字が取れるわけではないので、NHKとしても出場させるかどうか迷っているのでは。その空いた枠は、Adoや優里ら若者に人気の歌手が入り込むことになるだろう」(芸能記者)
2年ぶりの有観客開催が発表されている今年の紅白だが、明らかに高齢者の観覧希望者が減ってしまうことになりそうだ。