金はあるが愛に飢えた孤独な社長・氷河衛(江口のりこ)と愛はあるが金がない貧乏専門学校生・春野優(赤楚衛二)が出会い、会社に襲いかかる困難を次々と乗り越えていくストーリーが描かれる本作。第1話は、衛が経営するベンチャー企業『スリースターブックス』でインターン採用試験が行われる。優も試験を受けるために向かっていたが――という展開が描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
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第1話では、メインテーマにも関わっている、優の貧乏設定に疑問の声が集まることに。問題となっているのは、妊婦の出産に遭遇し、付き添っていたために試験に遅れてしまい、受験できなかった優が、会社前で衛に試験を受けさせてほしいと直談判するシーンだった。
衛はまず最初に、優に「どうして途中で連絡しなかったんですか?」と指摘。優が驚いたように「思い付きませんでした」と言うと、衛はその答えで優を「ごめんなさいね」と切り捨て。しかし、優は食い下がり、今日のためのスーツを買うのに5万円かかったため、タクシー代が支払えなかったと主張。また、親の工場が借金まみれで貧乏で育ったと明かし、自身は手に職を付けたくてプログラミングスクールに通うために、2年働いて金を貯めたなどと訴えていた。
「訴えむなしく、衛は情に流されることなく再試験は認めないという展開でしたが、これにネットからも『貧乏というより非常識』『貧乏と電話しないは関係ない』『非常識を貧乏の理由にしてる』『貧乏でも電話できますが…』といった声が噴出。また、その後結局、優は学費が5万円足りず、専門学校を退学することになりましたが、退学までの間、何度も会社前で衛を待ち伏せ。この様子にネットからは『その時間使って働け!』『他力本願すぎ』『試験受けても落ちたら退学も無駄になるじゃん』といった呆れ声が寄せられていました」(ドラマライター)
年下男子ということもあり、子犬感を演出したかったのかもしれないが、ただの“甘ったれ”な様子に視聴者もドン引きしてしまったようだ。とはいえ、ドラマの公式Twitterではトレンド1位が報告されており、盛り上がりを見せており、今後の展開に期待が集まっている。