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司会の大役を担った吉村。登場するなり、「おふざけとか、わちゃわちゃは抜きでお送りしたいと思います」と話した直後に、「ODAはご存知ですか?『お父ちゃん、台所に、甘いのあるよ』の略ではありません!吉村がフカし始めました!」とボケるなど、全開トークで盛り上げた。
ODAとは、Official Development Assistanceの略で政府開発援助を指す言葉。今回、又吉は外務省・開発協力動画『フロントランナー ~世界の未来を作る日本人たち~』のナビゲーターを務めた。「もともとサッカーをやっていたんですが、ワールドカップを見ていると、ファンになった選手の国には貧困や内戦があって、日本の日常が当然じゃないと知った」のがきっかけ。外務省国際協力局政策課の上田肇課長は「日本が海外に支援をすることで、海外にいる日本企業や日本人を支援できる。認知度を高めるために又吉さんを起用した」と説明した。
トークショーのゲストとして登場した向井は「又吉さんとは一緒に住んでいた時期もあるくらい仲良くさせてもらっているんですけど、今日は、友達がすごいことをやるって聞いて見に来ました」と挨拶。母子手帳を世界に広げたパイオニアを紹介するコーナーで、向井が「結婚していないし子どももいないので、動画を見て勉強したい」と話すと、又吉が「私も妻と一緒に母子手帳を……」と続け、吉村が慌てて「いませんから」と制止する一幕も。「結婚もしていませんし、妻と言われた綾部(祐二)さんが帰ってきませんから」とツッコむと、すかさず又吉から「綾部は妻ではない」と返されていた。
この他に「平和構築」のテーマでは、JMAS(Japan Mine Action Service:日本地雷処理を支援する会)の道幸孝久事務局長に、1億個と言われる地雷処理の現状を聞くコーナーも設けられた。最後に、又吉が「現場で活動する人たちの情熱がすごく伝わってきたので、動画でそれを実感してもらえれば」と話し、イベントを締めくくった。
(取材・文:石河コウヘイ)