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「穴だけで勝負する」 スプリンターズステークス 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 GIシーズン一発目のスプリンターズSの近年は少し荒れる事が多くなりましたが、今年はどうなることやらです。注目はダノンスマッシュとレシステンシアで、馬券から外すのは難しい2頭です。

 ダノンスマッシュは香港のGIも勝った実績馬で、短距離なら抜群の信頼度があり、今回も1番人気になりそうで、レシステンシアとの一騎打ちの様にも思えます。その前走のセントウルSで、同タイムで2着だったピクシーナイトが何処迄追いつけるかという話に見えますが、端をきるより中団で構えると脚をためる事が出来るようで、ここ2戦は2着続きですが良い感じに見えます。今回は中山で、全く違う右回りで初めてのレースなので少し不安ですが、走った事がないだけで駄目とは限りませんから、ここ2戦の様に末脚を使えるなら中山でも届くかもしれないと考えています。

 逆に、前々で残れるとしたらビアンフェが穴だと思います。斤量が1kg上がってしまうので前で競馬はつらいと思いますが、2走前は同じ中山で最後迄粘って3着ですから強い馬です。そして対戦成績から見積もると、それの上を行くかもしれないのが前走セントウルS組の馬達で、クリノガウディー、レシステンシア、ピクシーナイトがそれに当てはまります。

 セントウルS組からの対戦成績を考慮すると、シヴァージや穴のモズスーパーフレアも意外に近い存在だと思います。例年の傾向を見ると斤量が軽い馬が馬券に絡みやすい傾向があるので、流して買うのであれば55kg以下の馬を入れて置いた方が良いと思います。この条件だとレシステンシアが馬券に絡む可能性が濃厚という話になりそうです。最も軽いのがメイケイエールで、ミッキーアイル産駒でひょっとするとなんて夢を見たくなります。

 密かに注目しているのがジャンダルムで、前走は4着でしたけれど見事な末脚でした。中山ですから後方待機は考えものですが、前走と同じ脚が使えるなら差し切り迄あると思います。
 
複勝11、8、6、13

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