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「投資の常識を、塗り替えろ。」をテーマに作られた同社の新CMに出演する斎藤は、CMの中で鉄球を始め、障害物や建物を次々に破壊していくパフォーマンスを見せている。CM衣装で登壇すると、「躍動感を感じる衣装と言うことでこの衣装にしました」と衣装のチョイスについて紹介。CMについては「IG証券さんのCMは、自分が出ていない出ているに関係なく、重厚感があると思います。今回のもハリウッド映画のような重厚感があってすごく面白くて、スキップできないような仕上がりになっていると思います」と感想を述べた。
撮影ではワイヤーアクションもあったと言い、「コンセプトが『平地に立っているようでそうじゃない』。CMはそれを具現化したような内容です。その意味合いを大切に演じました」と役作りを回顧。「斜面での撮影が長くて、メイクを直してもらったり、僕の身の回りのケアをする人も斜面で作業しないといけなかった。高い位置で斜めになって、かなりチームプレーが必要でした。みなさんのケアをいただきながら乗り切りました」と苦労もあったとのこと。
ハードな撮影で、「筋肉痛が数日にやってきた」という斎藤。「映像を今までもたくさん作ってきましたけど、人の中に残るのは瞬間的なものが多いんです。心が動く瞬間をいかに作るかを思いを込めてやりました」とこだわりを持って撮影に挑んだと振り返った。
プライベートでは、「コロナ禍に自分を見直そうと思うようになった」と言い、「食事も発酵食にした」と食に関しての興味を高めたとのこと。「農業になかなか踏み込めなかったけど、来年は自分の口に入れるまで、食材に立ち会いたくて、自給自足にもっと取り組んでいきたい。こういう時代だからこそ原始的な方向に戻る方にいきたい」と農業を始めることにも意欲。
また、「ここ数年、お笑い芸人さんが映画やドラマで表現される時に、役者さんが立ち入れないような独特の表現をしていて、芸人さんの表現力に言及したいって思うようになった」とも述べ、「覆面でR-1に挑戦したことがあって、東京NSCにも入学しました。自分は23期生なんです。当時は人印(ピットイン)と名前でやっていました。客が5人とかの中で芸をやり切る、全然ウケないことなどを経験して、このアングルを忘れないって思いました」と役者としても向上心を持っていろんなことに挑戦している様子だった。
(取材・文:名鹿祥史)