同日の放送では、ステロイド薬の使用を中止して肌荒れが回復したとする女性のエピソードを紹介。放送中から、ネット上では番組の内容に対する批判の声や事実誤認であるとの指摘が相次いでいた。
>>『仰天ニュース』紹介の治療法に「怖い」「注意書きを入れるべき」の声 専門家もBPOに問題点を報告<<
放送内容について日本皮膚科学会は『科学的に明らかに根拠のない内容もあり、患者さんへの悪影響が懸念されます』として、抗議文を提出したと14日に明らかにしていた。
同局は、『番組内容で、治療中の多くの患者の皆様とそのご家族、携わる医師の方にご心配及びご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます』と謝罪。
そのうえで、『治療は、医師の指導に従ってください。また日本皮膚科学会などのホームページも参考にしてください』などと呼び掛けた。
「しっかり専門家にリサーチすれば、決して起こらなかったような大失態。それを紹介してしまった、MCの笑福亭鶴瓶と中居正広は判断できるはずもなく、今後、制作サイドの責任者、さらには担当役員にも処分が及ぶ可能性もありそうだ」(テレビ局関係者)
1996年から不定期で放送され、2001年4月からレギュラー放送されすっかり長寿となった同番組だが、このままでは済まない可能性もありそうだというのだ。
「17年4月に元の水曜午後9時から火曜午後9時に放送時間が移動となったが、徐々に数字が落ちてしまっている。最近でも民放の中では同時間帯トップの座をキープしているが、TBSの『マツコの知らない世界』が徐々に数字で迫っている。鶴瓶も中居もギャラが高いだけに、このまま抜かれるようなことがあれば打ち切りの可能性もありそうだ」(日テレ関係者)
信頼を取り戻しつつ、数字を上げる必要もありそうだ。