この日ゲスト出演し、車いすバスケ史上初の銀メダルを獲得した東京オリンピックについて振り返ったり、次の目標についての意気込みを語っていた鳥海選手。問題となっているのは、コーナーが終了し、MCの加藤浩次の「ありがとうございました」というお礼を合図に鳥海選手が車いすでスタジオから去ろうとする際の一幕だった。
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次のコーナー「WEニュース」のためにフレーム外からスタジオに入っていたウエンツ瑛士の姿を見つけた加藤が、去ろうとしている鳥海選手になぜか「あ、ウエンツいますよ。そこに」と話しかけ、鳥海選手は止まって振り返ることに。ウエンツは突然のアドリブに戸惑いつつ、「この間、女子バスケの人と対決しました~。フリースローで」と無難なエピソードを口にした後、「ウエンツです」とぎこちなく自己紹介。
これに加藤が「ウエンツの方が緊張してんじゃないかよ~」とツッコむと、ウエンツは「あの……。『WEニュース』始まるんで、もう、いいですか?」と鳥海選手に去るよう催促。鳥海選手は「はい、ありがとうございました」と返事しながら車いすで去っていった。
しかし、このウエンツの言動に対し、ネットからは「めちゃくちゃ失礼」「もっと言い方あったでしょ」「わざわざ来てくれたパラ選手にあれはない」「なんで銀メダルおめでとうくらい言えないのか」といった批判の声が殺到する事態に。
一方、ネットから「加藤が雑に振ったからしょうがない」「急に振られたからびっくりしただけでは?」といったフォローも見受けられた。
忙しい合間を縫って出演してくれたアスリートを、引き留めた挙句、早く去るよう促した加藤とウエンツ。番組の公式ツイッターなどにも疑問の声が多く寄せられてしまっていた。