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テレビ局のスタッフの不祥事が相次ぐのは、ゆるみきった体質のせい?

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画像はイメージです

 先月8日、テレビ朝日の社員ら10人が五輪取材の打ち上げを翌朝まで開き、泥酔した女性社員が非常階段の踊り場から転落し、重傷を負った事件が批判を浴びることになった。

 「うちの報道番組では、朝から晩まで新型コロナへの感染予防対策を呼び掛けているにもかかわらず、密な飲み会で負傷者が出る始末。おかげで、抗議電話が殺到した」(テレ朝局員)

 ​>>人気ユーチューバー、感染拡大中の沖縄旅行に批判相次ぐ 大規模飲み会から「何も反省してない」の指摘も<<​​​

 そして、系列局の朝日放送(ABC)では、タイトルや放送時期などが明かされていないものの、ドラマの撮影現場でタレントの野々村真、同じ事務所のアイドルグループ・私立恵比寿中学のメンバー・星名美怜ら13人が感染するクラスターが発生してしまった。

 感染者のうち入院したのは野々村1人。退院後、フジテレビ系の「バイキングMORE」に出演した野々村は、感染するとどれだけ重症化してしまうかを視聴者にしっかり訴えた。

 そんな中、一部メディアが、「まん延防止等重点措置」発令中の7月9日、ABCのスポーツ局の社員ら7人が本社近くの焼き肉店で甲子園特番の打ち上げをしていたことを報じた。

 当日は番組の収録日で、午後7時過ぎから本社の目と鼻の先にある焼き肉店で打ち上げ。当時、大阪市では酒類の提供は19時までで閉店は20時、入店は1グループ2人とするよう要請されていた。
ところが、7人は時短要請に従わない飲食店で酒を飲み、打ち上げは4時間以上、23時半ごろまで続いたというから、場所的に〝内部告発〟だったかもしれない。

 ABCの広報部によると、同社の社員と制作会社の複数の社員が店にいたそうで、「厳しく注意しており、本人たちも深く反省しています」とコメント。 

 とはいえ、どうやら厳罰が与えられたわけではなさそうで、緩み切った体質が改善されることはなさそうだ。

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